いや〜、まいりました。
ADAMオーディオ社製スタジオモニタースピーカ S3X-H
PC-DJセット(Mac,Tractor,RME FireFace400)を持ち込み、WAVE音源を出して試聴しました。
ホームオーディオ、PA(ライブやクラブ用途等)、レコーディングスタジオ、それぞれに特化した音源再生機器が数多く存在しますが、これほどまでに研ぎすまされた音を出す ”楽器” にはめったにお目にかかれません。 愛機 WESTLAKE を凌駕するものを持っている。
サウンドクリエイト学科、サウンドテクニック学科の学生諸君には特に、この音の解像度を体感しもらいたい。
高校時代、バンド練習で通った芦屋の Studio8。
オーナーの木下さん、またもや自宅を浸食し、今度は電子音楽を中心とした楽曲制作に特化したスタジオを作ってしまいました。
ジョージ・ルーカス・スタジオが採用し脚光を浴びた日本のサラウンド音響設計技術をふんだんに投入。
加えて、僕のアイディアも採用してくれました。 これぐらいの品質を持つ国内スタジオとしては異例ですが、試聴時の ”音の抜け” 、楽曲制作時の開放感を大切にするため、外光、外気が入り込む窓がそれです。
スピーカユニット自体はべらぼうに高いものでは無いのですが、その性能を最大限に活かす為のコストとして、まず目を剥いたのがこちら。 8畳程の部屋にこの電源盤は無いですよね。 普通。 うん万円/mの電源ケーブル….
内装が仕上がる前、前の床を引っぱがしている時にも見学したのですが、アースを埋める為の穴が2m程掘られていました。 自分たちの手で。 こう言う姿勢、たまりません。
整流電源に切り替えたときの音の違いが私には殆ど分からなかったのが少しショックでした。 歳かな。
ただ、持ち込んだRME(サウンドインターフェース)にクロック・ジェネレータ(左の青い天板)を繋いだ際、音の粒感が格段に上がりました。 純粋に欲しい、クロック・ジェネレータ。 無理ですね
後、スピーカがパワードなので、音源とスピーカの間に繋いだのは音源セレクター(真ん中グレー色)。 これの印象が良かったです。 プリアンプやミキサーは繋げない方が良いように思いました。 今後、楽曲制作にあたり、そうはいかないのでしょうが。
写真は全て、去年撮ったもの。 今は全機材が入り、制作スタジオとして整っているらしく
来週、2/8(月)8:00〜11:00pmの間、現地Studio8にて、見学会の案内が来ました。 見学希望者は私まで。
ハイチに救いの手を → ユニセフ・ハイチ地震緊急募金