バンダイナムコスタジオ:3DCGアニメーション学科業界連携セミナーレポート特集2(3月-10月)

学校からのお知らせ

2016.11.22

「アイドルマスター」「テイルズ オブ」シリーズなど人気タイトルを多数手がけるバンダイナムコスタジオによる3DCGセミナー開催

4月23日(土)、株式会社バンダイナムコスタジオから、アニメーション部/部長の中村氏と経営企画課/課長の安東氏が来校し、会社概要説明と業界に関する内容のお話しをしていただきました。同社は、日本でも有数のエンターテイメントグループ、バンダイナムコグループの1社。開発会社(ディベロッパー)として、家庭用ゲームソフト、アーケードゲーム、ソーシャルゲームの開発と制作を行っています。
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セミナーの冒頭は、会社概要でバンダイナムコグループの豊富なキャラクター資産や同社のグループ内での位置づけが説明されました。次にVA(ヴィジュアルアーティスト)の職種とその業務を「準備」「編集」「実装」の流れでお話いただきました。アニメーションの制作工程は常にトライアンドエラーを繰り返す地道な作業であることがよくわかりました。キャラクターの構築については、リアリティの実現がどれだけできるかを念頭に制作されているということで、実際の映像で「かまえ」「呼吸のループ」「歩き方」「ダッシュ」「ジャンプ」などキャラクターの動きを見ながら解説していただきました。「らしさの追求」がキャラクター構築の基本となることがよくわかる内容でした。最後に求める人材像について「主体性」「協調性」「責任感」の3つの要素をあげて、学生たちにエールを送っていただきました。
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自分の軸となる基準を持つことが大切。
株式会社バンダイナムコスタジオ
アニメーション部/部長
中村 彰司氏
いろんな人とふれあってみて、自分の基準がある人は伸びると思うんです。たとえば何かを表現しようとするとやはり経験が必要になるんですが、自分の軸となる基準がわかっていないとその経験で本当に大事なことが何か理解できないことがあるんです。自分の軸となる基準を持つこと意識し毎日を過ごして欲しいですね。あとは、もっとガツガツしてもいいんじゃないかなと。「作品を見てください」とか業界を目指すならもっと積極的にやってもらいたいですね。

クリエイティブに必要なライフスタイルを身につけて。
株式会社バンダイナムコスタジオ
経営企画課/課長
安東 賢司氏
僕らがつくった製品は幅広いお客様にお届けしないといけないので、良いクリエイティブは発揮するには、常にいろんな情報を外から吸収する必要があると思うんですね。簡単な言葉だと学生の内に「よく遊べ」ってことになるんですけど、生活の一部としてこうした習慣を持っておかないと社会人になってからは始められないので今の内に身につけておいて欲しいですね。そして、アイデアや意見はしっかり発言できるように、それを形にできるまであきらめないように折れない心を育ててください。

関連リンク
バンダイナムコスタジオ公式ページ

神戸電子専門学校 3DCGアニメーション学科ページ

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