【2017年アニメ業界セミナー総集編①】人気アニメ『攻殻機動隊 S.A.C.』シリーズや『黒子のバスケ』を手がけるプロダクション・アイジーによるアニメ業界セミナー

2017_ig_01『攻殻機動隊 S.A.C』シリーズの
プロダクション・アイジーによる業界セミナー
アニメーションの仕事を詳しく解説!

2017/8/5(土)プロダクション・アイジー創設メンバーで、キャラクターデザインや作画監督を務める後藤隆幸氏が来校。アニメーションの世界を目指す学生に向け業界セミナーが開催されました。
プロダクション・アイジーは、人気アニメ『攻殻機動隊 S.A.C.』シリーズや『黒子のバスケ』などを世に送り出してきたアニメ制作会社。セミナーではアニメーションとは何か、仕事としてのアニメーションは、といったテーマから、関わる職種や制作工程、制作現場など業務についてまで幅広く解説されました。「職種だけみても、監督やキャラクターデザイン、シリーズ構成、原画、作画…。アニメはたくさんの人の手によって作られています。その中で、自分のやりたいことを見つけて目指してもらいたいですね」と後藤氏。学生たちにとって、アニメーションの世界での具体的な仕事や役割を知ることは、将来を描く一つの気づきとなったはず。2017_ig_04制作工程では、実際のカットはどう作られているのか、絵コンテから原画、作画、仕上げといった一連の流れを細かく解説くださいました。「アニメーターに必要なことは、絵が描けるだけでなく動きを作れること、演技ができること。そこがマンガやイラストとの違い」だと言います。さらに「アニメーションは、見る人に伝わるように描かないといけない。そのためには、いろんなものを見て、経験して、動きや演技に生かしていく必要がありますね」。

2017_ig_05セミナー終了後も学生たちのポートフォリオに直接、ご指導くださいました。「描いたら2日ほど置いてから見直すことをしたり、友だちにコメントをもらうなど、自分の絵を客観的に見るような描き方をしてください。自分のクセや得意、不得意がわかってくるはず。絵は描けば描くほど上達するもの。そうした質の高い描き方をたくさんして、技術を磨いてください」。

2017_ig_06コツコツと努力を重ねることで
運やチャンスが巡ってくるはず

株式会社プロダクション・アイジー
取締役/作画監督・キャラクターデザイン 後藤隆幸氏

アニメーターにとって必要なことは、「努力」「我慢強さ」「想像力と創作力」「人とのめぐり合い」「運」だと思っています。なかでも「運」は、誰にも平等にあるのではなく、努力した人や頑張った人のところに来るものだと思いますね。頑張っていれば、自然と人との出会いにもつながっていくはず。先生や先輩といったまわりのアドバイスを素直に聞いてコツコツと努力する。信頼を得て仕事をしていくにも大切なことです。今、業界で活躍している人の多くも、努力型の人だと思いますよ。業界に入っただけでは“夢がかなった”とは言えず、活躍してはじめてそう言えるもの。努力を惜しまず、チャンスをつかんでアニメーションの世界で活躍してほしいですね。

【関連ページ】