冨田勲先生

2011.6.20

CATEGORIES:学校・教育 ,音楽

富田勲先生

日本を代表する作曲家であり、シンセサイザー奏者そしてサラウンドアーティスト・エンジニアでもある冨田勲氏。2011.6.19、同氏を本校に招き、セミナー「サラウンド音楽の可能性と実際」を開催しました。
1週間が経ちましたが、しかしよくぞ実現できたなぁと感慨深く思っています。
5.1chサラウンド担当教員の飯嶋先生、よくやりましたね。

セミナーのレポートはサウンド分野ブログに後にあがるでしょうから、セミナー直前の楽屋や夜の懇親会でむさぼるようにお聞きした話を掲載します。

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終戦後、みんなと繋がる唯一の方法が鉄道であった。レールで繋がっている安心感があった。
初めてレールの無い乗り物に乗った、それが神戸から出向した中国航路の船であった。
神戸から天津へそして北京へ。

一晩明けて見えた海岸線が非常に美しかった。美しい国に来たと兄弟で大いに喜んだが、そこは瀬戸内海であった。当時の船は遅かった。
関門海峡を越えると波が違った。大いに酔った。

父親は医師であり、漢方薬に強く興味を持っていたので、現地へ進出していた企業の嘱託医として志願しての大陸行であった。

海と乗り物と言えば、大阪から白浜の温泉へ行くのに、当時は飛行艇であった。

“神戸の音と言えば汽笛が名物”に対し
汽笛は船が音を止めても方々に反響して鳴り止まない。子供が近くで聞けば恐ろしいぐらいの迫力だ。

サラウンドというものは、簡易なセットでも十分に楽しめるものでないとけない。
100万円以上かけて存分に楽しめるのが2~3人というところからのスタートが良くなかった。

サラウンドというのは子供が興味を持つものでなければお母さんも興味を示さないだろう。
コンビニで子供とお母さんを無視した品揃えをしたら売れない。

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集え!6/18(土) 12:30PM〜 東遊園地『I love you & I need you ふくしま -勝手に神戸版-』 参加者募集

2011.6.16

CATEGORIES: ,国内 ,音楽

fukushima
 
 
今、福島県民や福島で復興にたずさわるすべての方に向けてエールを送りたいという神戸人が集まり、猪苗代湖ズの歌う『 I love you & I need you ふくしま 』の ”勝手に神戸版” を創っています。
2011.4.10 【好きなんだ、ふくしま】で紹介したあれです。
 
この動きに参加する方法が有ります。
思いを同じくする仲間と一緒に歌い、その思いを福島へ発信しましょう。
 
 
◆集合日時: 6/18(土) 12:30pm 撮影は1:00pmから

◆集合場所: 東遊園地(神戸市役所南側)

◆参加申込: 名前、電話番号、年齢を記載の上、以下へメール送信
      KKB@comingkobe.com

◆備  考: 雨天時は当日10時までに以下Webサイトで告知します
      悪天候が予想される場合は必ずチェックして下さい
      中止の場合、6/26同時刻に変更になります
      本作品は、完成後インターネット上で発表されます
      また、TV等で放送される場合もあります

◆注  意: 交通費・出演料等は発生しません
      撮影の進行上、お待たせする場合があります
      予め時間に余裕を持ってお越し下さい
      参加希望者多数の場合は、お断りすることございます
      服装は自由です(但し極端に奇抜なもの、覆面等は受け付けません)
      カットの使用未使用は演出担当者が決めます
      撮影当日はスタッフの指示に従ってください
      交通事故等、自己責任になりますのでご注意下さい
 
◆問合せ先: I love you & I need you ふくしま -勝手に神戸版- プロジェクト
      ライブハウス太陽と虎
      TEL 078-231-5540
 
 

 
熊本に触発されました。
 

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フジロック、自立、共生

2011.6.13

CATEGORIES:音楽


 
” Let’s stick together / ROXY MUSIC ” #ベース音の入りが気に入っている別会場収録分 
 
 
昨年夏、東京から足を伸ばして フジロック( FUJI ROCK FESTIVAL )へ
40代も半ばを超えてからの初野外フェス。ロキシーミュージック(Roxy Music)を聴き、いや見んがための強行軍。
 
嬉しかったのは、どしゃぶりでどろどろになったアリーナで老若男女同好の志が溢れ、皆元気に踊っていたこと。
 
名曲 ”AVALON”を演らなかったのは残念でしたが、布袋寅泰さんのギターを抱えての飛び入り出演が穴を埋めてくれました。
 
 
そして最も嬉しかったのは、何万という音楽好きが集い、主催者が打ち出す自立と共生を理解し、言動し、より良い場を皆で作り出していたこと。
面白くかつ気持ちいい場を創るためのソフトウェアエンジニアリングが機能していました。
 
 
あと、JR湯沢駅から会場となる苗場スキー場までの送迎バスに一人乗ってびっくりしたのが、フェスガール達の気合い。野外で泊まり。バックパックにぶら下がった折りたたみ椅子やスコップ、縛り付けられた寝袋。あれは行ってみて分かったが表層上のファッションではない。必要なのです。デンマーク、森の学校を連想し、そして日本の未来も捨てたもんじゃないと。
 
日本工学院八王子専門学校は、実地研修として、学科単位で学生を同フェスの運営ボランティアにをやっていると伺いました。うちもやりますかね。
地元新潟県湯沢町のバックアップも素晴らしい。
  
 
FUJI ROCK FESTIVAL ’11、今年は行けませんが、成功を祈る。
# 7/28(金)、29(土)、30(日)
 
 
いやしかし、

人が集まることほど面白いことはない

ですね。
 
 
100731 FUJI ROCK

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