明日へのマーチ

2010.11.27

CATEGORIES:雑記 ,音楽

福山雅治さん主演、NHKの大河ドラマ ” 竜馬伝 ” が明日で終わりですね。私にとっては 第40回「清風亭の対決」第42回「いろは丸事件」は最も楽しみにしていた山場でした。(さすがに前回「大政奉還」は、竜馬が将軍慶喜に対し一人評価するシーンに涙しましたが)土佐藩参政後藤象二郎との対話をはじめ、大藩や国のゆく末を考えに考えた戦略を短い文言のやりとりの中で決していく様がたまりません。
そんな手に汗握る瞬間を提供してくれた福山さんの楽曲中、最も好きな曲が「明日へのマーチ」です。
 
 
 
これまで ” 回りもの ” とされて来た景気というもののイメージを吹き飛ばすような産業不況が続いていますが、サブプライムショックの余波以上に、我が国産業の国際競争力低下の表出が激化してきたのだと受け止めています。
難題、課題に囲まれた今、背中を押してくれるこのマーチを耳にする回数が増えました。
これまでつきあいの薄かったベンチャー企業の中には、国境を越えた仕事や、基盤技術の転換に時を併せた仕事でもって業績を伸ばしているところが多々存在します。注視していかなければなりません。

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モントリオールからの講義案内

2010.11.17

CATEGORIES:海外 ,音楽

2010.8.24【神戸国際盆踊り第2部 ”テクノ盆踊り”】を盛り上げ、2010.9.5【河内国、河内山本の河内音頭】を紹介してくださった本校サウンド分野の元非常勤講師、ルベ・エマニュエルさんから、以下案内を頂きました。ルベさんは河内国民(八尾市在住)ですが、現在カナダ・モントリオール市で各種文化事業に携わっています。
 
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「お盆祭りと盆踊り」
毎年、”お盆”あるいは単に”盆”の時期は8月にやって来る。お盆は旅立った祖先の霊に敬意を払う日である。この時期には叙事詩的な歌が木の葉や明かりに装飾された特別な人々から歌鳴り響く。その一方では踊る人々はスペースの中で輪になってその輪がどんどん広がって行く。河内音頭やごしゅう音頭などの河内地域の歌と踊りが行われる。河内とは大阪と奈良の間に位置している昔の日本の主要都市である。講義の中では17世紀に生まれた近代音楽を紹介します。1980年代、90年代に収録された個人録音を聴いていただきます。この講義は、口頭でのプレゼンを越えた音響経験的なものにしたいと考えています。
 
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「 Web Robotics 」
ウェブ・ロボティクス・ワークショップの参加者はダイナミック・ウェブサイト、ポートフォリオ、オープンソース・コードを使ったプロジェクトを学びます。
このワークショップは初心者が対象で二ヶ国語を話せるインストラクターがフランス語にて提供。
プログラム
1) ローカルサーバーの立ち上げと起動
2) PHP、My SQLを使ったアーティストのデータファイルの自動ディスプレイの生成
3)プログラミング言語(PHP)使用にあたっての勘所を得る。PHPによるグラフィックや他のクリエイティブな機能を学ぶ。またPHPによる基本アルゴリズムを学ぶ
必須条件
・プロのアーティスト、クリエイターあるいは文化的業務従事者
・自営の方、会社員の方
・すべての講義に参加できる方
・可能な方は以下のプログラム(Mac上のMAMP、Windows上のWAMP、Linux用LAMP)をダウンロードしてご自身のPCをお持ちください
参加定員:12名
費用:115ドル

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顧客セットはレッドカーペット

2010.11.7

CATEGORIES:学校・教育 ,音楽

2010.9.17 【学生がSEを担当、カンヌ映画祭正式招待作 ”Shikasha” 】で紹介した短編映画、Shikasha
新開地の神戸アートビレッジセンター(KAVC)で上映会が有りました。ぴあフィルムフェスティバル平林勇作品集、4.1chサラウンド音響での上映でした。
そして、監督、音楽監督、本校サウンドクリエイト学科教員飯嶋慶太郎(効果音制作)のトークセッション。
 
1011 平林監督
右から飯嶋慶太郎、平林勇監督、神戸電子生”Shikasha”効果音制作チーム、渡辺音楽監督
 
長編の北野、短編の平林と並び称される平林勇監督。
次はどこどこの映画祭の賞を獲るぞというかなり具体的な目的をセットしてから作品を創りはじめるとか。シビレました。アーティスト、クリエイターと呼ばれる方に会う際にお聞きしていることを先に言ってくださいました。作品制作に際し”顧客セット”を行うか否か。後者でした。どんな人たちの情動をどのように動かすぞというイメージを持ってことに臨むということなのだと受け止めました。神谷明さん、RAM RIDERさん、タク☆タカハシさんはじめ、ここ最近お会いしている方は”こちら” 側の方が多いです。
また、正直私は映画はエンターティンメント一色で捉えていたのですが、絵を見に行くのと同じようにアートフィルムも見るというのが腑に落ち、今日を境に短編フィルムを身近に感じることが出来そうです。顧客セットを意識した芸術の幅が広がりました。
顧客という言葉が色々と波紋を呼びますが、”観察すべき対象”といった意味合いです。

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