2/10 (月)15:00~
世界で活躍されているDJ Hito氏セミナー開催
セミナー中、学生達に笑顔で問いかける福岡校長(左)とHITO氏(右)
世界で活躍されているDJ Hito氏をお迎えしてスペシャルセミナーを開催!
2014/2/10(月)に実施した校長ゼミ第4弾、ゲストは「DJとコミュニケーション」をテーマに世界で活躍するDJ Hito氏です。
講演は自身のプロフィールから始まりました。
HITO氏は兵庫県の姫路で生まれ育ち、今から15年前にドイツのベルリンに移動し、DJ活動を始めました。日本ではカラオケの文化が広く浸透していますが、欧米ではその役割をクラブが担っているとのこと。
クラブについてHito氏は次のように語ります。「友人や普段出会えない人たちと出会い、コミュニケーションを行う、大変重要な情報交換の場として機能しています。またクラブとは、サウンドクリエイターやアーティストがインスピレーションをもらう、勉強の場所だと考えることもできます。」
また、世界的に有名なテクノアーティスト「リッチー・ホーティン」との出会いについても触れられます。
「私はENTER.のENTER SAKEを担当しています。2009年に世界的に有名なテクノアーティスト「リッチー・ホーティン」と出会い、彼を中心に開催している世界最先端のイベント「ENTER.」に2年連続で大抜擢されました。 ENTER.のテーマは『music,sake,technology,experience』。毎週木曜日の21時からスペイン、イビサ島のSPACEというクラブで開催しています。 」
リッチー氏と出会う前は、ドイツでラーメン屋のプロジェクトに参加していたそうです。日本の文化を知っているか自問自答しながらそのプロジェクトに参加し、屋台の横にDJブースを設置したところ、ベルリンで一躍広まったとのこと。それがきっかけとなり、共通の友人を介してリッチー・ホーティンから日本酒のプロジェクト参加を呼びかけられ、リッチーがさらに日本の文化に興味を抱くようにもなった。と振り返るHito氏。
また日本酒を勉強するために、東京虎ノ門にある日本酒協会で一週間勉強し、日本酒ソムリエの資格を見事取得。その後、2012年3月にリッチーホーティンからイビザでSAKE BARを開催するためのオファーがあり、ENTERプロジェクトに参加することになったそうです。
「最初は日本酒バーのママをやるのかと思っていたら、DJのオファーでした。」と、当時の感想を語るHito氏。
注力したことは、自分の受け持つ時間の中で起承転結を考え、またお客さんとのコミュニケートを大切にすること。これがHito氏の原点でもあります。
関連動画
最後にHito氏より学生へ向けて、メッセージをいただきました。
「DJは、これを媒介としてコミュニケートすることができるので、それを自分の中心として活動していきたい。 受け身では何も始まらないしメッセージがあるからこそ、それを伝えたいと考えています。自分のなかでナビを設定し、そのゴール地点から帰ってこれば、自分が何をするべきか迷いなく動く事ができるようになります。積極的に動くことは基本となる大切なこと。新しいものを造ることには勇気が必要です。より大きなチャンスというのは自分のイメージと大きく離れている時もあります。 また続けていなければ、なにも始まらない。」
世界のダンスミュージックシーン最先端で活動するHito氏からのメッセージは学生に熱く響き、大きな励みと糧になりました。
Hito氏プロフィール
姫路で生まれ育った Hito は1999年にドイツの首都ベルリンに移動した後、アンビエントやミニマル音楽への情熱をレコードで表現。ベルリンを拠点にDJをしている。
2012年からイビサで始まった「Richie Hawtin presents ENTER.」に2年連続でENTER.SAKEのレジデントとなる。ENTER.は、イビサのDJアワードでベストナイト賞を2年連続受賞している。
ENTERのシーズン2.を祝して、Minusレーベルより、「ENTER.IBIZA2013」がリリースされ、ENTER.Sake(CD1)をHitoがミックスしている。またHito はWA(ウームアドベンチャー)でのENTER.TOKYOに2年連続出演している。
ベルリンのエレクトロニックミュージックシーンに影響を受け、イビサ島だけでなく、ベルリンのアンダーグラウンドであるSuicide Circusや、様々なヨーロッパ圏を中心に活動中。ファッションやバレーダンサーとのコラボレーションもこなす。
関連リンク
https://soundcloud.com/hito-love/
Facebook: hitoloveberlin
■過去に実施された校長ゼミ
第1弾:11/26:「pixiv 代表取締役社長 片桐 孝憲氏」
第2弾:12/17:「連続起業家 家入 一真氏」
第3弾: 1/7:「ユカイ工学 代表 青木 俊介氏」
協力
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