コンピューターに望む在るべき姿 ー Knowledge Navigator ー

2011.11.12

CATEGORIES:雑記


 
1988年、アップル社 が世に提示した、コンピュータの未来コンセプト ” ナレッジ・ナビゲーター ”。
 
小学生だった1970年代、シャープ製の MZシリーズ を実際に見、パーソナルコンピュータの存在とその小型化の流れを感じました。その後、アラン・ケイ がすでに示していた ダイナブック 構想は知識として知りましたが、ナレッジ・ナビゲーターの提示はビデオ映像だったことも有り、ぐっと来ましたね。先日実施したセミナーで久々に見、その時の胸の高鳴りを思い出しました。当時、アップル・ディーラーにダビングを求めましたが叶いませんでした。You Tube にアップされているとは。
 
擬人化されたナビゲーターやエージェント機能の実現は、コンピュータの進化を追っている人全ての願いではないでしょうか。先日発売された iPhone 4s の音声認識及び発信機能、まだ英語版だけのようですが、デモを見て随分近づいたものだと思いました。手足の不自由な方や、その家族は期待を寄せていることと思います。私もウォッチし続けています。
 
これらの前段階として、FacebookのようなSNSと、メーラーやスケジューラー機能を持ったグループウェアは、そのインターフェースを統合してほしいですね。あれもこれもと操作方法が変わることをユーザは望んでいない筈です。いやしかし、変化こそがコンピュータの強み。だからこそこういった問題を埋めてくれるのもエージェント機能でもある。となるとやはり早くして頂かねば。
 
それにしても虹色のリンゴマーク、いいなぁ。

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