神戸電子専門学校 校長のブログ『温故創新 The Shift of a life style』

　
本年2月に本校国際交流部を結婚退職し、3月に仙台へ移り住んだ長野伸志さん。今回の東日本大震災で大きく被災したにもかかわらず、本校を訪ねてくれました。彼は阪神淡路大震災で自宅が全壊し、今回は土地勘もままならないうちに職場を失いました。まだまだ悲痛の中に有りますが、東北の方々の人柄に触れ、彼の地での復興に役立ちたいとの決意を語ってくれました。家族を思いかつ、地域に根を張らんとする姿勢、応援せずにはおれません。
　

　
長野さん手製の被災マップ。赤く塗っているところが津波が押し寄せた地帯とのこと。ニュースで毎日のように聞いていた地名の位置関係がよく分かります。しかし被害の甚大さに驚きます。写真が見にくいですが、緑色の部分は平野ではなく山です。東北の中心地仙台市中心部にまで津波が上らなかったのがせめてもの救い。
地域の危機を地域のチャンスに変えるにはどうすべきか、離れてはいますが、同じく東北に魅せられた者として、そして神戸のあるべき姿を追う者としても通信を続けていきたく思います。
　
　
日本赤十字社 東北関東大震災義援金

　
　
甲冑武者が大声を上げながら駆け抜ける豪壮なお祭り、相馬野馬追（そうまのまおい）。
いつか必ず見に行くと決めています。
　
学生時代、雑誌Skier付属のゲレンデマップを眺めながら憧れていた　　
全国祭のサウンドスケープCDを聴き何故か惹かれた
　
　
公式ホームページでは本年7/23(土)、24(日)、25(月)の開催予定となっていますが、 会場となる福島県相馬地方は放射性物質漏洩事故がなおも続く東京電力の福島第一原発から20〜30㎞圏内に位置し、一部が屋内退避圏にもかかっているため、開催が危ぶまれていました。
ところが先日、NHKニュースでなんとか開催されるとの報道が有りました。ご当地の猛者方に敬服いたします。
　
　
　
　
騎馬武者が守るしきたり。”ならぬものはならぬ” 世には数々存在します。
　
　
神戸に生きる者としては、確固たる地域独自性を持つ方々に羨望のまなざしを送り
日本人としては、世界的に有名になってしまった FUKUSHIMA を別の刺激でもって海外に発信したく思います。
　
　
日本赤十字社 東北関東大震災義援金

　
原発危機、全国民がストレスと闘っている。その最前線、福島県。居ても立ってもおれず、1ヶ月遅れで新学期の準備を進める連携校を訪ね郡山市へ。
福島第一原発から55㎞圏。市内はタクシーが極端に少ない等の事前情報も有りましたが、ガソリンの供給が復活し、車で溢れていました。そば屋はどこも満席。（写真の看板は駅前商店街のラーメン店）
　
　
街は動いています。
　
　

　
　
「 I love you & I need you ふくしま 」家で息子と唄っています。
　
　
猪苗代湖周辺に点在の温泉とスキー場を来シーズンこそ巡りたい。
　
相馬野馬追、いつか見ると決めています。
　
　
長年の夢です。 ふくしま！
　
　
日本赤十字社 東北関東大震災義援金