海外提携校、中国 東北大学での交換授業

2010.6.30

CATEGORIES:学校・教育 ,海外

先週1週間で、中華人民共和国の瀋陽市(しんよう/shenyang)、北京市(beijing)、上海市を回って来ました。
瀋陽市は、旧満州国を三つに分割した東北三省の内、遼寧省の省都で、提携校である東北大学(国立・国家重点大学)の本拠地です。 # 同じ遼寧省には日本人が多い街として大連市がよく知られていますね。
 
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提携校 東北大学 北門。
6/22(火)、交換授業を行うため訪問しました。 東北大学は、張学良氏が初代学長を務めたこと、中国最大のソフトウェア企業 東軟集団(Neu Soft Group)を擁すること等で知られています。 大連には逆に東軟集団が大連東軟情報学院を設置しています。
Neu は、Northeastern University の略ですが、Eastnorthern としなかったのは語呂の響きの判断だとか。
 
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年度末の風物詩である、不要になった学用品の市が、6月末にたっていました。 # ホワイトバランス設定を間違えました。実際はもっと皆さん顔色が良いです
中国は日本以外の他の先進諸国と同じく、夏休みを境に年度が切り替わります。 日本の場合は、前期を分断する形で夏休みに入ります。 桜の季節への思いも有りますが、学生、教員、社会全体への影響を考えるに、年度の切替は夏を境にセットした方が良いと常々思います。 # 暑い中での引っ越しだけは嫌ですが
 
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中国では何処の学校へ行っても人気のバスケットボール。 アジア初のNBAトッププレイヤーとなった姚明(Yao Ming/NBAサイト)の活躍後、更に拍車がかかったようですね。 彼一人の出現で、中国のユースカルチャーへの米国(中国語では美国/Měiguó)の影響力がぐっと上がったのではないでしょうか。
 
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中国訪問時にいつも羨ましく思う事がこれ。 国旗がいたるところに誇らしく掲揚されていることです。 我が国も皆が国旗に誇りを持てる様なりたいもの。 掲揚に相応しく無いと思うのであれば、相応しいものに代えるべき。 私は日の丸、好きです。
 
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本学園の50周年にもお越し下さった、東北大学軟件(ソフトウェア)学院朱志良院長。 恩を感じています。 それにしても酒が強い。
 
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朱学院長のCG作品。 数理科学と電子透かし技術の結晶なのだとか。
 
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同学軟件学院大学院教員とのIT技術並びに同育成にまつわる情報交換会。 
 
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神戸電子専門学校教育第一部長、現神戸情報大学院准教授赤松先生による、Linuxを用いたインターネットサーバ・セキュリティ授業。
 
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懇親会にて、東北大学姜茂発副学長(右)と、本学園国際交流部金村担当部長。 姜副学長は日本語堪能かつ抜群のユーモアセンスを持ち合せた紳士です。
 
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前列左から、朱学院長、私、姜副学長、赤松、金村。
後列左から軟件学院日本語教師李先生、軟件学院事務主任王先生、外語学院王秋菊副院長、外事処張志剛副処長、軟件学院騰超副院長。
次は神戸にてお会い出来る事を楽しみにお待ちしています。

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ACF フォトレポートその3「 継続すべきと実感 」

2010.5.18

CATEGORIES: ,海外 ,神戸

4/30(金)〜5/2(日)の3日間に渡り本校北野館を会場として開催されたアジアコンテンツフェスティバルin神戸( ACF )
 
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ACFで数多く開催されたセミナーの最後を飾っていただいたのは、ご存知国民的ゲームソフト「 桃太郎電鉄 」の産みの親、さくまあきら先生。 学校の特別授業との合わせ技でもって招聘が実現しました。 神戸電子のWebにレポートが前編後編分かれて掲載されています。 巨匠の凄みはこちらをご覧ください。
桃電の前進、桃太郎伝説、懐かしいです。 楽屋で少しお話を伺いました。 伴を連れた勇者。 ロールプレイングの王道は間違いなく日本の桃太郎ですね。桃電本でも日本全国各地のグルメが取り上げられていますが、全てご自身の舌で食べ歩き、納得したものだそう。 神戸の代表食として、味噌ダレの餃子にクローズアップしておられた。 感激です。 全国的にはまだ知られていませんが、神戸の餃子は日本一美味しいんです。 楽屋でお聞きしたところ、京都の美味しい中華料理店の方々が神戸まで食べに行くとの話を聞かれ、即足を伸ばされたとか。 素晴らしいお仕事です。
それにしてもキングボンビーの存在感は大きい。
 
 
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ACFの写真撮影を担当してくださった五十嵐恭雄さん。
彼のブログトップに掲載されている写真、好きなんですね。 フォトレポートの写真中、この写真は私、フォトレポートその1の集合写真等はスタッフが撮りましたが、他のバシッと決まったショットは五十嵐さんの撮影です。
撮影の合間の瞬間を狙って撮ってみました。 笑顔が気持ちいい方です。
 
 
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素晴らしい出演者と来場者に恵まれたアジアコンテンツフェスティバルin神戸。 事やものを創る思いを持った人が集まることほど面白い事はないですね。 継続開催の必要性を強く感じました。 次回に向け準備を進めます。
 
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運営関係者の皆様、お疲れさまでした。

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ACF フォトレポートその1「 キャラクターは来ます。残ります」

2010.5.6

CATEGORIES: ,国内 ,海外 ,神戸

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4/30(金)〜5/2(日)、アジアコンテンツフェスティバルin神戸( ACF )、怒涛の3日間でした。
 
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” 神戸をアジアのコンテンツ・ハブに ” を掲げた同フェスティバル、小さく産んで大きく育てるつもりでしたが
神戸電子を会場とし、コンテンツ系学科学生諸君の参加も相まって今回プレ開催にも関わらず
のべ 1,500名以上ものご来場を頂きました。深く感謝いたします。
 
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開会式には、アニメ産業の振興を国策とする中華人民共和国の駐大阪総領事館、劉占山領事もご出席くださり、本フェスティバルの趣旨に大きな賛同をいただくと共に式を盛り上げてくださりました。
先日、同国芸術界の集積地、杭州で開催された第6回「中国国際アニメ・漫画フェスティバル」でのコンテンツ流通契約成約額は 100億元 ( 約1,350億円 )だったとか。 クリエイター志望者諸君、アジア市場は大きい。
 
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本報告第一弾は、想像以上に写真映えし、コメント不要のゆるキャラ君達から紹介します。
キャラクターは束になるとさらに存在感を増します。イベントを興す方は是非試してみて下さい。圧巻でした。
 
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神戸市ごみ分別収集のアイドル、ワケトンのパートナー、ワケニャン。 永吉実行委員(神戸経済新聞株式会社神戸デジタル・ラボ代表取締役)に、直視は挨拶に支障を来すとまで言わしめた強烈なお顔。
 
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小学4年の息子が最も親しみを覚えたのがコーベアー。 車椅子での視点に合わせるべく腰を落とし、ユニバーサルな所作で対話してくれたことが響いたのでしょう。USJでは、キャラクター達も企画会議に参加し、ゼスチャーで意思表示すると聞きましたが、本当であればこれは素晴らしいですね。
 
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本フェスティバルに相応しく国境を超えて活躍されるゲストクリエイターの方々、劉領事ご同行の張副領事、実行委員の方々、そしてゆるキャラ諸君。この取り合わせでもって熱い3日間がスタートしました。

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