40代からのバーニングマン ー キャンプ 編 ー

2011.11.19

CATEGORIES:海外


 
トラックを貸してくれたハギーさんがエンジントラブルで入場が遅れ、先に行けと紹介されたキャンプサイトがここでした。Black Rock City(フェスティバルの会場)内には、自由にテントを晴れるフリーキャンプスペースと、あらかじめ陣取られたキャンプサイトが有ります。ここは、同フェスの精神的支柱で ” テンプル ” と呼ばれるモニュメントを建てたテンプルビルダー達のサイトでした。
 

                                         写真提供: Vincent Huang
年によって変わるそうですが、今年はアドレス Cの9:30 辺りに位置。BMでは、馬蹄形のサークル路がAからアルファベット順に外側へ広がり、それに交差する形で2時から10時までの15分ごとに区切られた街路が走っています。
 

 
テントを設置するのは、トイレにほど近く、匂わない程度に離れている地点がベスト。
このテントには共同キッチンの他、共同シャワー棟が有り、その下には下水を溜めるタンクが設置されていました。ここにおいては凄いことなんですね、これが。BM終了後には全くの元通りの砂漠に戻さなくてはいけませんし、いかなる水も砂地に染みこませることはできません。環境保全の為です。
今回、とても印象深く記憶しているのは、このシャワー設備。キャンプ用の簡易型で、手でポンプを押して水タンクに圧をかけ、手で持ったノズルのレバーを押すと先からミストが出てくるというもの。シャンプー、石けんを使用するにもかかわらず、水500ml程で十分全身くまなく洗えました。普段、どれだけロスをしているのかと考え込みましたね。
 

 
同じサイトに駐まっていたトラック、最初見たときはどんな怖い人が出てくるのかと、おっかなびっくりでした。が、出てきたのは
 

 
ブラジル人のアドリアーノ。サングラスを外すと、なんとも可愛いおめめが。
見かけるたびに、同世代の友人のように ” Soji ! Soji ! ” と人なつっこく寄ってきてくれたのですが、私より20歳ほどは若いんでしょうね。北米、ましてはここはBM、年の差に気を遣った接し方など不要。
今、彼は何をしていますかね。
 

 
テンプルビルダーの一人、サム。テントのペグを打つハンマーを貸してくれたり、訪れてきた友人への伝言を言付かってくれたりと、Give & Give の精神をさりげなく教えてくれた素晴らしい友人となりました。
 

 

 
幻想的に美しかった月、星。
 
 
関連:
Burning Man 2011 Art Festival
2011.9.11【 最も過酷で最も美しく、そして最もエキサイティングなアートフェス、バーニングマン
2011.9.16【 40代からのバーニングマン ー 出発編 ー
2011.9.23【 40代からのバーニングマン ー エントリー編 ー
2011.10.13【 40代からのバーニングマン ー 初日雑観編 ー
2011.11.1【 40代からのバーニングマン ー アート編 ー
2011.11.24 【 40代からのバーニングマン ー アートカー編 ー
2011.11.29 【 40代からのバーニングマン ー バイク 編 ー

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コンピューターに望む在るべき姿 ー Knowledge Navigator ー

2011.11.12

CATEGORIES:雑記


 
1988年、アップル社 が世に提示した、コンピュータの未来コンセプト ” ナレッジ・ナビゲーター ”。
 
小学生だった1970年代、シャープ製の MZシリーズ を実際に見、パーソナルコンピュータの存在とその小型化の流れを感じました。その後、アラン・ケイ がすでに示していた ダイナブック 構想は知識として知りましたが、ナレッジ・ナビゲーターの提示はビデオ映像だったことも有り、ぐっと来ましたね。先日実施したセミナーで久々に見、その時の胸の高鳴りを思い出しました。当時、アップル・ディーラーにダビングを求めましたが叶いませんでした。You Tube にアップされているとは。
 
擬人化されたナビゲーターやエージェント機能の実現は、コンピュータの進化を追っている人全ての願いではないでしょうか。先日発売された iPhone 4s の音声認識及び発信機能、まだ英語版だけのようですが、デモを見て随分近づいたものだと思いました。手足の不自由な方や、その家族は期待を寄せていることと思います。私もウォッチし続けています。
 
これらの前段階として、FacebookのようなSNSと、メーラーやスケジューラー機能を持ったグループウェアは、そのインターフェースを統合してほしいですね。あれもこれもと操作方法が変わることをユーザは望んでいない筈です。いやしかし、変化こそがコンピュータの強み。だからこそこういった問題を埋めてくれるのもエージェント機能でもある。となるとやはり早くして頂かねば。
 
それにしても虹色のリンゴマーク、いいなぁ。

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iPhone + iPad + Mac + iCloud セミナー

2011.11.8

CATEGORIES: ,学校・教育

10月5日、Apple から正式リリースされた、iOS 5 および iCloud 提供開始の発表を受け、テクノロジーライター大谷和利氏による特別セミナーを開催します。
 
神戸電子では年に大小100本程のセミナーが実施されますが、今回は自身で事前打ち合わせに赴き、コンセプトをセットしました。アップル社最大の戦略転換に対し注視し、準備を進める中でのジョブスの訃報。深い念を持ちました。彼の世界を最も良く知る日本人のセミナー、是非ご参加ください。
 

(上海豫園の切り絵店にて撮影)
 
 
【開催日時・場所等】
日時: 2011年11月11日(金) 16時~18時
会場: 神戸電子専門学校 北野館ホワイエ(神戸電子周辺の地図はこちら
    参加費は無料です。どなたでも、お気軽にご参加いただけます。
 
【イベントタイトル】
iOS5, iCloudでどう変わる?スティーブ・ジョブズ氏のDNAとポストPC時代のApple
ー Apple, Macファン必見、テクノロジーライター大谷和利氏による特別セミナー開催! ー
 
【講演概要】
10月5日、Apple社の共同設立者で前CEOのスティーブ・ジョブズ氏が亡くなりましたが、彼がいなければ、20世紀末から21世紀初頭にかけての私たちのライフスタイルは、現在とはまったく異なったものになっていたでしょう。氏は、すでにこの世にはいませんが、Apple社という、彼の最高の創造物を通じて、ポストPC時代のビジョンを確立し、今後10〜20年に渡ってIT業界や社会が進むべき方向性を提示したと言えます。
今回のセミナーでは、最新のOS X Lion、iOS 5、iCloudを軸として、Mac同士や、MacとiOSデバイスがどのように連携し、私たちの生活や創作活動、コラボレーションの方法を変えていくのかについてお話しいたします。
  
【講演者プロフィール】
 

 
大谷 和利(おおたに かずとし)/ テクノロジーライター
東京・原宿にあるセレクトショップ「AssistOn」のアドバイザーであり、NPO法人MOSA(Multi OS Software Association)副会長、自称路上写真家。デザイン、電子機器、自転車、写真に関する執筆のほか、商品企画のコンサルティングも行う。
著書: 『iPodをつくった男 スティーブ・ジョブズの現場介入型ビジネス』『iPhoneをつくった会社 ケータイ業界を揺るがすアップル社の企業文化』『43のキーワードで読み解く ジョブズ流仕事術:意外とマネできる!ビジネス極意』『iPadがつくる未来 1台のタブレット端末から始まるビジネス&ライフスタイル革命』(以上、アスキー新書)、『Macintosh名機図鑑』『iPhoneカメラ200%活用術』(以上、エイ出版社)、『iPhoneカメラライフ』(共著、BNN新社)、『The History of Jobs & Apple スティーブ・ジョブズとアップル 奇蹟の軌跡』(共著、晋遊舎)など

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