国内外ブランドのデジタルマーケティングを手がけるFICCによるWeb・グラフィックデザイン業界セミナーを開催！

日々進化するWeb業界で生き残っていく秘訣とは？
Webの楽しさを交えつつ、クリエイティブに大切なことを伝授。

2014/6/21（土）、株式会社エフアイシーシーの平野 健太郎氏をお招きし、神戸電子専門学校のドームホールで「Webデザイン業界セミナー」を開催しました。
株式会社エフアイシーシーは、キリン、リプトン、ロレアル、エビアンなど、有名グローバルブランドのWebサイトを数多く手がけるデジタルマーケティングエージェンシーです。

「刻一刻と進化し、トレンドがめまぐるしく変わるWeb業界では、制作だけをやっていたのでは生き残れない」と平野氏。同社の強みは、市場のニーズ・トレンドを徹底的にリサーチし、どんな目的でWebサイトを創るのかを考え（企画）、実制作はもとより、それによって目的が達成できたかどうかの検証まで、一連のサービスを提供していることだそうです。

なかでも参考になったのは、「何事にも必ず目的がある。その目的を達成するためにはどうすればよいのかを考え、クリエイティブに取り組むことが最も重要」というお話。具体例をあげての説明は学生にとっても理解しやすいものでした。

さらに、セミナー後半では、人事もご担当されている平野氏から見た「魅力を感じる人材」についてのお話も。「目的を設定し、それに沿ったクリエイティブを実現するには情報感度の高さが必要。それには、まず知ろうとする意識を持ち、自ら情報を求めて行動すること、そして得た情報をアウトプット（発信）する力を身につけてほしい」と学生にエールが送られました。グーグルやヤフーなどの検索エンジンを利用した具体的な情報収集の方法もレクチャーしていただき、改めてWebの楽しさにも触れることができたセミナーでした。

変わることを恐れず積極的に行動を。
学生のうちはどんどん外に出よう！

株式会社エフアイシーシー
平野 健太郎氏

セミナーでもお伝えしたとおり、Web業界では求められることがめまぐるしく変化します。その中で生き残るには、変わることを恐れないことです。よく「世の中が変わってしまったから仕方がない」と、社会のせいにして諦める人がいますが、大事なのは自分自身です。自分がどうありたいかを意識して、今求められているものに対して積極的に学んだり、行動することが、いい結果に結び付くのではないでしょうか。特に、一番自由な時間があるのは学生の今です。自分が知っている範囲での知識や技術にとどまらず、もっとそれらの幅を広げることに今のうちにチャレンジしておきましょう。

インターネットを利用して情報を収集し、得た情報を発信していくことももちろんですが、外に出て、より多くの情報が得られる体制をつくっておくこともおすすめします。私は大阪の大学で学んでいたのですが、学生の頃からよく東京にも出向いていました。Web系の勉強会やイベントもたくさんあるはずです。そういうところに積極的に足を運ぶことは、出会いもあり、学ぶことも多く、大いに価値があると思います。学校の外にもチャンスはいっぱい転がっているので、どんどん外に出てください。

関連ページ

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