中華人民共和国の国家重点大学中、その総合ランキングで首位獲得最多を誇る清華大学(Qīnghuá Dàxué / Tsinghua University)。 神戸電子専門学校の海外提携校第1号です。 同学は胡錦濤(こきんとう/Hú Jǐntāo)国家主席の輩出や、理工系技術者教育の総本山としても著名。 東北大学もそうですが、中国の大学は、基礎研究と同じ配分で実践技術教育に力を入れるところが多く、本校の進むべき方向とマッチング度合いが高いところが多いです。
「 前を見据え、努力を惜しまず、一致団結し、支え合う 」
清華大学軟件中心(ソフトウェアセンター)、羅平(Luo Ping)教授。 中国における情報セキュリティと暗号の大御所。 長いおつきあいです。
本校元教育第一部部長、神戸情報大学院准教授赤松徹先生。 赤松先生はインターネットサーバセキュリティ界において、アジア一の実績を持つ技術者です。 インターネットサーバの最も大事な機能とも言っても過言では無いDNS(BIND)のセキュリティホールを突いた世界的なハッキング事件に際し、その進入を検知し、出元のアドレスを探知した方は世にそう多く存在しません。 彼はその一人。 当時、クラッキング無く、こっそりサインだけを残していった主に対し「善玉ハッカーさんだった」と評していたのを覚えています。 Windows でもなく、Sun OS でもなく、OSS(オープンソースソフトウェア)である Linux(リナックス)と、練りに練られた管理ツールを駆使ししてのセキュリティ構築は、自前での国防信念を持つ国々で特に人気が有ります。 何がどう凄いかはまた紹介しますね。
右端、黄色いTシャツの大学院生、湖南省或いは雲南省出身でしたか、素晴らしくよく出来る技術者でした。 赤松先生はいつも学生が食らいついてくるヒットポイントを置きながら講義をすすめますが、ヒット連続だったようです。 インターネットセキュリティW-CUPなるものが有るとすれば間違いなく勝ち上って来る面々。
奥様も交えた食事会で判明したこと、羅先生はお小遣い制では無い。 羨ましい。