以下の写真は全てプロカメラマン、ビンセントさん( Vincent Huang )の撮影です。本フェス撮影の生データを全て頂きました。バーニングマンの面白さをPRすべしということなのでしょう。
皆準備が半端ではない。装いもそうですが、特に驚くのはアート展示。乗りかかれるアート。期間1週間の展示に、どれだけの制作期間をかけ、どのような困難を背負って運搬し、どれだけ早く入り設置したのか。
写真を撮るものにとり、これほど被写体に溢れる場所は無いと思いました。ただすぐにこうも思いました。
” 果たして自分は被写体たりえるのか ”。
出演料などどこからももらえません。参加者一人一人が誰かを楽しましてやろうの一念にしのぎを削ってやってくる。世界中から。
” Unicorn Festival ! ” と紙製の角を配る人たち。たまたまその場に居合わせた人たちで即席に始まったユニコーン・フェスティバル。要は皆で一角獣の角をつけ、共に走り回ろう。それだけです。
仏法用語 ” 会釈 ”。頭を下げ合うとういう互いの小さな共通点をつくりだし、それを重ねる事で、価値観の違う者同士、徐々に理解を深めていくための作法。ザ・マンの足下に世界中から集まったバーナー達が、ちょっとしたことを増幅して大いに楽しむ姿に、思い出した言葉です。
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