神戸電子専門学校 校長のブログ『温故創新 The Shift of a life style』

　
私は衣食住遊やそれに纏わるもの、生きものにすら繊細な美を求める嗜好性が有ります。ただ夏のひまわりは別です。圧倒的なパワーとこの’夏感’がたまりません。種植えしてから芽が出るまでの水やりは一回で良いとか。その強さにしびれますね。
卒業生も生活を営む佐用町。そして南光ひまわり祭り。

　

　
校長ゼミの記念すべき第一回に来て頂いた片桐さんの会社 ピクシブ株式会社を年明け早々に訪問してきました。イラスト投稿者のSNS（ソーシャル・ネットワーク・サービス）’Pixiv‘の総本山です。Vサインの主が片桐社長。
　

　
イラストの投稿者は全世界に広がり、ユーザー数1,000万人目前だとか。トラフィックを支えるサーバー群はデータセンター管理となったが、最近まで自前の構築と管理だったそう。社内コードB-28サーバーの’B’は’ベニヤ板’の略。神戸電子のインターネットサーバ群をLinux（オープンソースのネットワークOS）の設定だけでセキュリティ維持していたころを思い出します。七転八倒しての技術修得程強いものは無いです。
　

　
毎週水曜日は全社員集まってのランチミーティング。絶対面白いから来てくださいとのお誘いを受け、得るものが有ると直感しましたが当たりました。グルーヴィーなんです、会社の運営が。全部署全社の経営状況、課題を公開しそれを皆で認知し、持って行く方向感覚を共有するのですが、各発表者と参加者の掛け合いがとにかく活発です。クラブミーティング的と言うかなんと言うか。あれは実感しないと分からないですが、強いなと思いました。この規模の組織ではなかなか無い光景だと思います。
プレゼン風景も含め、なんでも撮っていいですよと言ってくれましたが控えます。単なる週間ミーティングと思っての参加でしたが、事業計画と抱負を語る年始ミーティング、貴重な経験をさせていただきました。
　

　
アーチの手前が片桐社長の机スペースです。社員の皆さんの机がぐるりと繋がり、このアーチを潜ってから自分のスペースまで行けるようになっています。すぐ社長に声がかけられるし、何をやっているかもわかる。社員同士が同じような距離感で繋がっている様子がうかがえました。
過去、机の幅を120cmから140cmに広げたところ、社内全体のグルーヴ感が落ちた経験が有り、新オフィス移転に伴いこの問題を解決すべくteamLab.（チームラボ）にレイアウトを依頼したそうです。
　

　
大きなアートは迫力があっていい。玄関入ってすぐの壁ですが、ピクシブ社が起こす波を最も表しているのではないでしょうか。

すぐれたアイディアや取り組みを広めるためのスピーチTED（テッド）。日本語の字幕付きは目にしていましたが、日本語版も有るんですね。

堀江貴文さん、この夏徳島の阿波踊りでご一緒しました。一言二言お話しただけですが、メディアを通じて受けて来た印象とは正反対の面持ちでした。このプレゼンテーションいいですね。専門職業人育成に携わる身として捨て置けない発言も有りますが、そこは世の変わり目ウォッチャーとしての興味を優先します。そして、ネバーギブアップ。
特別講演会にお呼びしたいなぁ。