教育・外交・国防

2013.1.11

CATEGORIES:国内 ,学校・教育


 
新政府が組織され、経済施策で前向きな発信が相次いでいますね。安倍晋三首相、上記写真は第96代内閣総理大臣就任の1年前。夕食をとりながら懇談したときのものです。国会議員の重要な仕事は国防・外交・教育ですが、是非ともこの順序を入れ替え、教育・外交・国防で考えて頂きたい旨お願いしました。外交、国防も教育から。経済財政面もしかりだと思います。
 
そして手渡したのがこれ。
 

(版元実教出版社から転載の許可を頂いています)
 
高等学校教科情報Bの教科書の目次とその最も核となるページ。問題解決に向けた5つのステップ。国数社理英は仕事をこなす上でのいわば要素技術。それらを串刺しにして実業務に活かすのがこれではないでしょうか。言わば広義な意味でのソフトウェアエンジニアリング。
問題解決の前には問題の明確化=問題発見が必要。学校の演習では教員がこれを用意します。新人社会人には上司が。
主体性を持ってこれを発見するには、常日頃より、こうありたい、こうすべきといったベクトル(方向性)が必要になってきます。そことのギャップが解決すべき問題、課題となる。
政治の世界も若者の仕事も同じく、このベクトルのセットが難しい時代になってきましたね。だからこそ面白いのですが。
 
このセット考察にはある程度の社会知識が必要です。多少の詰め込みもしかり。奮起、神戸電子生諸君。

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業界牽引者(ゲーム編) サイバーコネクトツー

2012.7.29

CATEGORIES:国内 ,学校・教育


 
博多(福岡県福岡市)のゲームソフト会社サイバーコネクトツーの代表取締役松山洋さん(右側)と、この春に本校エンターテインメントソフト学科を卒業し同社に就職した鄭直さん(中央)。ゲームソフト分野の在校生に向けた講演会「ゲームクリエイティブ! ―“つくりたい”から“つくる”へのステップ―」の講師として来校してくれました。九州・福岡地区はゲームソフト制作関連会社の集積地として勢いが有りますが、その12社でつくる任意団体 ” GFF ” の中核でもある同社。 特に今は漫画・アニメ ” ナルト ” や ” ジョジョの奇妙な冒険 ” のゲーム(ジョジョゲー?)会社として小中学生から絶大な支持を得ています。学校への訪問は、新卒採用の実績が有る数少ないところへしか行かないという松山さん。近年毎年お越しいただいており、卒業式に頂くあるパンチの効いたフレーズがは入った祝電は毎年の楽しみになっています。
また鄭くんは中国からの留学組ですが、東京ゲームショー2011併催の日本ゲーム大賞2011アマチュア部門の優秀賞受賞者です。
 

 
講演後の懇親会で面白い話がたくさん聞けました。日本のコンテンツ産業は、既存のパッケージ型からソーシャルネットワークも含めたライブコンテンツへと大移動していくのではないかとの考えも有り、色々と質問をぶつけてみたのですが、即答でした。

・主要顧客の対象層は中学2年生
・子供を持たない社員が大半につき、県や市職員の家族に協力してもらい、リサーチ目的での親子参加型のゲーム体験を定期的に開催
 (同地は福岡ゲーム産業振興機構も組織され、産官学でのゲームソフト産業振興が盛んな土地柄)
・注目に値する漫画、アニメ、映画は出たその日に見る(少年ジャンプは全社員が読むようにしており、勤務時間でも差し支えない)
・ナルト作品の売り上げの9割は欧米(ただし現地リサーチに時間をかける、日本人が欲しいものを広めることに重きを置く)
・今面白いものを作り続けることが明日へと繋がる
・既存型ゲームソフト以外の視点を持つ事を仕事とする社員を一人置くかどうかで、そのゲームソフト会社の将来は決まる(当然置いている)
 
福岡市は37歳の市長がスピード感有る産業振興施策を連発しており、最も注目する他都市です。年内にはプライベートで行こうと思っており、その際には、松山さんとサイバーさんの新規事業担当者の方とで意見交換させていただくことにしました。
 
いやしかし、アツく語る人はどの瞬間を切り取ってもいい。
今回は大阪でのご宿泊とのことでしたが、次回は是非神戸でお願いします。

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専門職業人への道 ー ジュエリー、シューズ、サイクル編

2012.6.28

CATEGORIES:国内 ,学校・教育

専門学校ヒコ・みづのジュエリーカレッジ ジュエリーコース実習風景。
 

 
シューズコース実習風景。
 

 

 

 
併設の東京サイクルデザイン専門学校スポーツ工学デザイン科自転車プロダクトコース実習風景。
 
一般財団法人職業教育・キャリア教育財団の情報検定特別委員会出席に合わせ、渋谷に有る専門学校ヒコ・みづのジュエリーカレッジを訪問しました。水野校長とは阪神淡路大震災があった1995年に仙台での会合でお会いして以来の再会。
幅広いデザイン領域で学科を構成する学校ですが、ジュエリーを校名に掲げてそれを変えない同校の思い、よく分かる気がします。
2009.12.3【専門職業人への道 – ジーンズ編】(中国デザイン専門学校)でも紹介しましたが、教育と職業の高い連続性をもった学舎、特に実習室には独特の”臭い”が有ります。
シューズ制作、規定サイズには無い小さな足の女性からの実オーダーを受けての制作課題だとか。素晴らしい。

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