40代からのバーニングマン ー アートカー編 ー

2011.11.24

CATEGORIES:海外

バーニングマへ行こうと思った動機の一つ、アートカー。大人の文化祭を盛り上げる強力な自己表現。
 

                                         写真提供: Vincent Huang
 

                                         写真提供: Vincent Huang
 

                                         写真提供: Vincent Huang
 

 
スターウォーズファンにはたまらない。広大なアート展示スペース、プラーヤの砂漠感と相まって、惑星タトゥイーンを感じましたね。
 

                                         写真提供: Vincent Huang
 

                                         写真提供: Vincent Huang
皆さん、これを運んで来られるのですよ。世界中には大人の文化祭と呼ばれるものが数在るのでしょうが、最初にここを見てしまったことを幸運だったと思える半生にしたいものです。
 

                                         写真提供: Vincent Huang
 

                                         写真提供: Vincent Huang
 

 
宇宙にも ” シップ ” が有るように、砂漠にもシップ。これ、地べたから見上げるととてつもなくでかいものでした。
 

 

 
自分が創るとしたらとイメージしたものに最も近かったのがこれ。製作ガレージ、分解、運搬、組みたて、分解、運搬、保管……….
 

 
 
Burning Man 2011 Art Festival
2011.9.11【 最も過酷で最も美しく、そして最もエキサイティングなアートフェス、バーニングマン
2011.9.16【 40代からのバーニングマン ー 出発編 ー
2011.9.23【 40代からのバーニングマン ー エントリー編 ー
2011.10.13【 40代からのバーニングマン ー 初日雑観編 ー
2011.11.1【 40代からのバーニングマン ー アート編 ー
2011.11.19【 40代からのバーニングマン ー キャンプ 編 ー
2011.11.29 【 40代からのバーニングマン ー バイク 編 ー

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40代からのバーニングマン ー キャンプ 編 ー

2011.11.19

CATEGORIES:海外


 
トラックを貸してくれたハギーさんがエンジントラブルで入場が遅れ、先に行けと紹介されたキャンプサイトがここでした。Black Rock City(フェスティバルの会場)内には、自由にテントを晴れるフリーキャンプスペースと、あらかじめ陣取られたキャンプサイトが有ります。ここは、同フェスの精神的支柱で ” テンプル ” と呼ばれるモニュメントを建てたテンプルビルダー達のサイトでした。
 

                                         写真提供: Vincent Huang
年によって変わるそうですが、今年はアドレス Cの9:30 辺りに位置。BMでは、馬蹄形のサークル路がAからアルファベット順に外側へ広がり、それに交差する形で2時から10時までの15分ごとに区切られた街路が走っています。
 

 
テントを設置するのは、トイレにほど近く、匂わない程度に離れている地点がベスト。
このテントには共同キッチンの他、共同シャワー棟が有り、その下には下水を溜めるタンクが設置されていました。ここにおいては凄いことなんですね、これが。BM終了後には全くの元通りの砂漠に戻さなくてはいけませんし、いかなる水も砂地に染みこませることはできません。環境保全の為です。
今回、とても印象深く記憶しているのは、このシャワー設備。キャンプ用の簡易型で、手でポンプを押して水タンクに圧をかけ、手で持ったノズルのレバーを押すと先からミストが出てくるというもの。シャンプー、石けんを使用するにもかかわらず、水500ml程で十分全身くまなく洗えました。普段、どれだけロスをしているのかと考え込みましたね。
 

 
同じサイトに駐まっていたトラック、最初見たときはどんな怖い人が出てくるのかと、おっかなびっくりでした。が、出てきたのは
 

 
ブラジル人のアドリアーノ。サングラスを外すと、なんとも可愛いおめめが。
見かけるたびに、同世代の友人のように ” Soji ! Soji ! ” と人なつっこく寄ってきてくれたのですが、私より20歳ほどは若いんでしょうね。北米、ましてはここはBM、年の差に気を遣った接し方など不要。
今、彼は何をしていますかね。
 

 
テンプルビルダーの一人、サム。テントのペグを打つハンマーを貸してくれたり、訪れてきた友人への伝言を言付かってくれたりと、Give & Give の精神をさりげなく教えてくれた素晴らしい友人となりました。
 

 

 
幻想的に美しかった月、星。
 
 
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40代からのバーニングマン ー アート編 ー

2011.11.1

CATEGORIES:海外

以下の写真は全てプロカメラマン、ビンセントさん( Vincent Huang )の撮影です。本フェス撮影の生データを全て頂きました。バーニングマンの面白さをPRすべしということなのでしょう。
 

 

 

 

 

 
皆準備が半端ではない。装いもそうですが、特に驚くのはアート展示。乗りかかれるアート。期間1週間の展示に、どれだけの制作期間をかけ、どのような困難を背負って運搬し、どれだけ早く入り設置したのか。
 

 

 
写真を撮るものにとり、これほど被写体に溢れる場所は無いと思いました。ただすぐにこうも思いました。
” 果たして自分は被写体たりえるのか ”。
出演料などどこからももらえません。参加者一人一人が誰かを楽しましてやろうの一念にしのぎを削ってやってくる。世界中から。
 

 
” Unicorn Festival ! ” と紙製の角を配る人たち。たまたまその場に居合わせた人たちで即席に始まったユニコーン・フェスティバル。要は皆で一角獣の角をつけ、共に走り回ろう。それだけです。
仏法用語 ” 会釈 ”。頭を下げ合うとういう互いの小さな共通点をつくりだし、それを重ねる事で、価値観の違う者同士、徐々に理解を深めていくための作法。ザ・マンの足下に世界中から集まったバーナー達が、ちょっとしたことを増幅して大いに楽しむ姿に、思い出した言葉です。
 
 
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