向アジア

2010.1.21

CATEGORIES: ,海外 ,神戸

アジア地域に向けたサービスに関する相談が多くなりました。
以前からも有りましたが、市場調査に力が入っている等実現度合いの高いものが見れるようになったのは最近です。
今年は神戸電子や私の回りでもアジアを冠した事業が始まります。
内容は追って。
 
アジア、漢字表記は ”亜細亜” ですが、表音ではなく表意文字で表したいものです。
中国語では、”亜洲” もしくは ”亜州” ですね。
中国語圏外の我々には、繁体字と簡体字の違いが紛らわしい。 がしかし、カタカナが無い分、殆どの言葉を母国語で創るか、きちんと訳しているところが偉いです。
 
ものを考える際、脳内を日本語が駆け巡る日本人にとり、カタカナ単語が増える事はマイナスですね。
”マイナス”、なんと言い換えよう。 ”サービス” もですね。
 
友人木村さんの Mother Moon Cafe で食事をしながら思いました。 強く。

091200 Mother Moon Cafe
  
 
ハイチに救いの手を → ユニセフ・ハイチ地震緊急募金

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1.17 5:46am

2010.1.17

CATEGORIES: ,神戸

100117 人と防災未来センター1
人と防災未来センター
 
1995年1月17日の 午前5時46分。 阪神・淡路大震災を引き起こした最初の地震が観測された時間。
あの地震を体験した者には忘れられない時の刻み。
 
神戸の中心地三宮の繁華街 ”東門筋” 山側入口に建つ、きりんビルの外壁にこの時刻で止まったままの時計が掛かっています。 お会いしたことは有りませんが、ビルオーナーの思いに共感します。
 
事この震災の被害については、15年が経つ今も多弁にはなれない。
2005年もそうでしたが、何周年とは呼びたくありません。
 
今朝、例年と同じく静かに、黙祷をささげました。
 
神戸市立吾妻小学校の臼井真教諭が作詞作曲され、震災を経験した小学生達と共に世に送り出した
「 しあわせ運べるように 」
 
この歌と出会ってからは、これを自然と口ずさむとき、それが関係犠牲者への弔いの時となっています。
まだご存知無い方は是非、お聞きください
 
地震の年、神戸新聞に政府公告として、災害対策10か条が掲載されました。
その第1条に書かれていたのは、水、食料の備蓄や発電機の常備等ではありません。
 
「 家族友人等、大切な人との緊急連絡先を決めておく 」
 
という内容でした。
生きているのか。 当時我々は、在校生の安否を最後の一人まで確認するのに大変な日数を要しました。
遠方の親戚等、自宅、職場(学校)以外の連絡先を取り決め、常備しておく事が大切。 これは職員で議論した際にも優先順位の高い事項として合意しました。 情報化社会 = コンピュータ化社会と捉えるよりも、多くの人々が密接にかかわり合っている社会としてより深く捉えるようになりました。 通信の途絶 = 大きな心理的不安。 幅広い意味での通信の途絶は、想像を超えた痛さでした。
 
人類の成長のためにも、こういった教訓を継続して活かせる社会にして行きたく思います。
 
震災2日目、神戸電子は学生の安否確認を行いながら、私設の避難所を開設しました。
今すべきは、震災犠牲者を忘れない事。 そして ユニセフ・ハイチ地震緊急募金 等、あの怖さを 今 体験している人への 直接的 支援。

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ハイチ…… 出来る事を

2010.1.16

CATEGORIES: ,海外

ここ1週間、TV、Web 等映像メディアでのニュースに触れず、仕事に没頭していました。
1/12 夕方、ハイチ共和国で起こった地震映像、今日初めて見ました。 死者が20万人を超えるとの報道。 同じマグニチュード7台の大地震を経験した神戸市民としてはいてもたってもいられないです。
  
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2枚目の写真のビルは6階層分、以下はそれぞれ、米国ロスアンゼルスから、英国からの救助隊出発とのこと。
 
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近隣国、関係が深い国からの迅速なる支援活動。
中国四川大地震で日本が派遣したハイテク救援隊もそうでしたが、国際連携の真の有るべき姿だと思います。
 
大震災を経験しておきながら今回、文章記事だけでは何故か情動がそう動きませんでした。 映像の力は偉大です。 災害を撮るカメラマンが持つ、写真撮影とそのいち早い報道への思いと目の前の救助優先との葛藤、理解出来た気がします。
 
100115 ハイチ 06
 
阪神・淡路大震災時、神戸は国内外の多くの組織や個人に助けられました。
ハイチと遠く離れた神戸市民が今出来る事、国際的救助への寄付が最善だと考えます。
20万人。 想像を絶します。 上の子供のような笑顔、一人でも増やせる事を願います。
 
ユニセフ・ハイチ地震緊急募金(クレジットカード、コンビニエンスストア支払いが可能な寄付)
 
写真は全て、写真ニュースサイト” The Big Picture ” より      [via The Big Picture]

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