5/24 (土)13:00~

デジタル・メディア・ラボ 3DCG業界セミナー開催

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多彩なジャンルの映像を手がけるデジタル・メディア・ラボが語る、「やさいのようせい クイズげきじょう」の制作工程!

2014/5/24(土)、デジタル・メディア・ラボによる3DCG・映像業界セミナーが開催され、昨年夏に公開された子どもむけ映画「やさいのようせい クイズげきじょう」のCGを担当したCGディレクター加藤千晶氏と、制作進行チーフ酒井雅樹氏、アートディレクションチーフ高橋伸禎氏の3人がお越しくださいました。
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●監督を務めた作品について語るCGディレクターの加藤氏

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同作品は、NHK教育で放送され、2010年に映画化された「やさいのようせい N.Y.SALAD」の第2弾。監督を務めた加藤氏は「今回の作品は、“親子でシネマデビュー”をテーマに、キャラクター(妖精たち)と一緒に遊べる参加型の構成にしました。映画を通してコミュニケーションの場をつくるというのが目的です」と解説。幼児でも楽しめるクイズの見せ方、チラシに塗り絵をつけたりポスターを数種類使い分けたりして注目度を高める工夫や仕掛けなど、これまでにない企画が盛り込まれた作品となりました。

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●学生に今必要なものをテーマに語る高橋氏

高橋氏は「学生の方へ」と題して、「学生のうちにやっておくべきことは何か?」を分かりやすくお話しくださいました。「大作をつくろうとして失敗してしまう人が多いけど、小さなパーツ単位でいいから自分なりに完成度を高めてコツコツ進めれば、結果的に大きな山でも登り切れるものです」「新卒の方を面接するとき、『学生時代にどんな作品をつくったか? どれだけ頑張ってきたか?』が判断基準になりますから、今の時期をどう過ごすかはとても重要です」などなど、すぐにでも取り入れたいアドバイスがたくさん得られました。

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セミナー後は、各業界連携セミナーの後いつも実施される作品指導、個別質疑で学生達を指導して頂きました。

 

~楽屋にてインタービュー実施~

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高橋氏(左)、加藤氏(中央)、酒井氏(右)が取材でコメント

好きなものをつくっている以上は、誰にも負けないものを!

株式会社デジタル・メディア・ラボ
第1事業部 映像制作部KANSAI Cr.RoomM.S 室長/映像制作室 制作進行チーフ
酒井雅樹氏

映像業界とはどんなところか、その中で当社はどんな姿勢や心構えで作品づくりに取り組んでいるかを伝えたいと思いました。特に業界のことについては不安を持っている学生も多いと思います。ネットや雑誌ではなかなか知ることができませんからね。皆さん熱心なようすだったので、かなり興味を持ってもらえたのではないかと感じています。
皆さんは、好きだからここで3DCGを学んでいるわけです。好きでやっているからには、誰にも負けないものをつくってください。

時間が使える今のうちに、出会いを広げてセンスを磨こう!

株式会社デジタル・メディア・ラボ
第1事業部 映像制作部TOKYO Dr.Room TS ディレクター
加藤千晶氏

今日の話を通して、一つの映画がどんな工程を踏んでつくられているのかを知ってほしいと思いました。併せて当社の映像づくりの考え方も理解してもらえればうれしいですね。
私は美大で彫刻を専攻していたのですが、そのときの学びや交友関係が今の仕事にとてもいい影響を及ぼしています。目的がないまま大学に行っている人が多いなか、皆さんにはすでに明確な目的があります。時間を使えるのは学生の特権。どんどん出会いを広げ、センスを磨いて、引き出しの多いクリエイターになってください。

自分にとっておもしろいものとは?それを見つけて、ポジティブに生きよう!

株式会社デジタル・メディア・ラボ
第1事業部 映像制作部KANSAI 映像制作室 室長/アートディレクション チーフ
高橋伸禎氏

学生の皆さん、ポジティブに生きてください。では、どうすればポジティブになれるのか? それは「自分は何をしているときが一番おもしろいのか」を見つけることです。私が現在携わっている仕事も、学生時代にもんもんとしながら手探りし、あれこれ悩んだ結果たどり着いたものです。どんなプロジェクトにも一つのミッションがあるように、自分の目的、つまり何がやりたいかを決め、そこに向けてガムシャラにやりきってほしいです。

関連リンク

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