8/7 (木)12:00~

ディアル代表の山岸氏による「TVCMやグラフィック広告におけるCG制作の現場」のテーマのセミナー

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いかに効率よく、レベルの高い仕事を行うかが重要

2014/8/7(木)、ディアル代表/CGディレクターの山岸 純氏を迎え、TVCM、広告制作をテーマにした3DCG業界セミナーを行いました。

まずは、山岸氏の過去携わったTVCMやグラフィック広告の映像、画像などをみながら山岸氏が各制作POINTを解説する内容でした。
皆さんがTVでみる有名な大手企業のCMの映像が多数あり、まさかこの部分までがCGで制作してるの?という部分も多々ありました。

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TVCM制作に関して同時期に数多くの仕事が入ってくるとのことで、ここで重要なことは「いかにクオリティーを落とさず効率の良い方法で制作ができるか」ということ。山岸氏もいろんな工夫を日や考え対応しているようです。
最大限の努力の結果、新しい技を生みだすことも多々あるようです。

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<CG制作の流れ(ロングバージョン)>
■数か月間
・CM制作会社にて、企画コンテ作成
・監督によって、演出コンテ作成
・CG制作開始
■7日間
・CGチェック(静止画、アニマティクス)
・撮影
・オフライン編集
■10日間
・CGチェック
・オフライン編集
■7日間
・CGチェック
■7日間
・本編制作
■3日間
・納品

画は、数か月かけて、広告代理店のクリエイティブや制作会社によって作り上げられ、絞り込まれた数点を企画コンテに仕上げ、それをクライアントに対してプレゼンテーションしていきます。企画が通ると、監督が決まり、監督による演出コンテによって、キャストの登場の仕方、カメラアングルなど、演出が具体化。その後、制作陣による綿密な打ち合わせを繰り返し、その間CG制作者は、静止画やラフアニメーションなどで、監督とのやり取りを繰り返し、撮影といった流れになります。

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そういった制作やメイキングのお話のあとは、求める人材像についてお話しいただけました。
山岸氏が挙げられた人材像は以下の通り。

・技術センスが優れている
・挨拶、礼儀を心得ている
・責任感がある
・プラス思考で元気
・謙虚
・好奇心旺盛
・話が面白い
・デザイナーをサービス業としてとらえることができる
・人と人とのつながりを大切にできる
など。

ゲームや、映画系のCGセミナーが多い中、CM系CGのセミナーは年間でもほぼこのセミナーだけに学生達にとって非常に貴重な時間になったと思います。

セミナー後は、個別作品指導を実施していただけました。
学生のモチベーションが上がる口調で、非常に素晴らしい指導でありました。

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相手の意思をくみ取って制作することが重要

有限会社ディアル
代表/CGディレクター
岸 純氏

無理難題の仕事を受ける場合も多々あるが、一旦受けた仕事はどんな手法、技を使ってでもスピード感を持って仕上げるようにしている。その際に、新しい技を新たに取得する場合も多々あります。
ですので、粘り強い精神を身につけ、将来の仕事に生かしてほしいですね。
また、もう1つ重要なこととして、相手の意思をくみ取ること。よくある例が、監督と制作者のイメージの違いが最後まで行き違い、交わらなく困る場合も多い。そういう場合は、監督の過去の作品を多数みて監督の嗜好を確認することが重要。学生の時に、セミナーで挙げた求める人材像となる部分を数多く取得できるようにしてほしいですね

関連ページ

・ディアル公式ホームページ
神戸電子専門学校 3DCGアニメーション学科紹介ページ
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