行進曲  ”We can be heroes”

2012.7.31

CATEGORIES:海外


 
ロンドンオリンピック開会式。シビれました。
 
常々人が集まることほど面白いことはない、人が出会うことほど面白いことはないと思い、それを伝えています。
目的を持って人が集う最高の場、そして最高の式典。国威発揚が前に出すぎたとの評価が多い北京オリンピックの開会式も私は素直に感動しました。今回も英国らしさが詰まっており強い感動を覚えました。
 
一番印象に残ったのは、英国選手団の行進曲。それまでのエレクトリックダンスミュージックを基調としたインスト曲から一転ロックへ。
開催国ならではの役得にずるいと思うほど、その選曲が素晴らしい。歌詞に込められた思い、とても格好良く、そして暖かみを感じました。
 
自分自身を鼓舞したり、学生諸君をかげながら鼓舞する際に口ずさむ曲です。
 
 
” Heroes ” David Bowie
 
 
以下、抜粋
 
 
Though nothing will drive them away
We can beat them, just for one day
We can be heroes, just for one day

あいつらを追い払うことは不可能だけれど
あいつらに勝てるんだ、たった一日だけでも
英雄になることは出来るんだ、たった一日だけでも
 
 
Oh we can beat them, for ever and ever
Then we could be heroes, just for one day
 
あいつらに勝てる、永遠に
英雄になれるんだ、たった一日だけでも
 
 
Just for one day
We can be heroes
 
たった一日だけでも
英雄になれる!
 
 
Oh oh oh ohh oh oh oh ohh , just for one day
たった一日だけでも

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業界牽引者(ゲーム編) サイバーコネクトツー

2012.7.29

CATEGORIES:国内 ,学校・教育


 
博多(福岡県福岡市)のゲームソフト会社サイバーコネクトツーの代表取締役松山洋さん(右側)と、この春に本校エンターテインメントソフト学科を卒業し同社に就職した鄭直さん(中央)。ゲームソフト分野の在校生に向けた講演会「ゲームクリエイティブ! ―“つくりたい”から“つくる”へのステップ―」の講師として来校してくれました。九州・福岡地区はゲームソフト制作関連会社の集積地として勢いが有りますが、その12社でつくる任意団体 ” GFF ” の中核でもある同社。 特に今は漫画・アニメ ” ナルト ” や ” ジョジョの奇妙な冒険 ” のゲーム(ジョジョゲー?)会社として小中学生から絶大な支持を得ています。学校への訪問は、新卒採用の実績が有る数少ないところへしか行かないという松山さん。近年毎年お越しいただいており、卒業式に頂くあるパンチの効いたフレーズがは入った祝電は毎年の楽しみになっています。
また鄭くんは中国からの留学組ですが、東京ゲームショー2011併催の日本ゲーム大賞2011アマチュア部門の優秀賞受賞者です。
 

 
講演後の懇親会で面白い話がたくさん聞けました。日本のコンテンツ産業は、既存のパッケージ型からソーシャルネットワークも含めたライブコンテンツへと大移動していくのではないかとの考えも有り、色々と質問をぶつけてみたのですが、即答でした。

・主要顧客の対象層は中学2年生
・子供を持たない社員が大半につき、県や市職員の家族に協力してもらい、リサーチ目的での親子参加型のゲーム体験を定期的に開催
 (同地は福岡ゲーム産業振興機構も組織され、産官学でのゲームソフト産業振興が盛んな土地柄)
・注目に値する漫画、アニメ、映画は出たその日に見る(少年ジャンプは全社員が読むようにしており、勤務時間でも差し支えない)
・ナルト作品の売り上げの9割は欧米(ただし現地リサーチに時間をかける、日本人が欲しいものを広めることに重きを置く)
・今面白いものを作り続けることが明日へと繋がる
・既存型ゲームソフト以外の視点を持つ事を仕事とする社員を一人置くかどうかで、そのゲームソフト会社の将来は決まる(当然置いている)
 
福岡市は37歳の市長がスピード感有る産業振興施策を連発しており、最も注目する他都市です。年内にはプライベートで行こうと思っており、その際には、松山さんとサイバーさんの新規事業担当者の方とで意見交換させていただくことにしました。
 
いやしかし、アツく語る人はどの瞬間を切り取ってもいい。
今回は大阪でのご宿泊とのことでしたが、次回は是非神戸でお願いします。

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” 神戸の音 ”

2012.7.1

CATEGORIES:神戸


 

 

 

 

 

 
味加味の柿谷さんと神戸の音ってなんだろうと話した際、共にそれは汽笛の響きだろうとなりました。神戸港では、新年0時0分を明けると停泊中の汽船が一斉に汽笛を鳴らします。また普段、街中でも良く響いていて、港町であることを感じます。
 
今回、神戸港で引船業等を営む早駒運輸株式会社に無理を言って、サウンドクリエイト学科のフォーリーチームに、タグボート早雄丸の汽笛と船内の各種駆動音を収録させてもらいました。
神戸電子のフォーリーチームは、短編映画の効果音制作で実績が有り、カンヌ映画祭を始め、世界各地の映画祭から招待を受ける実力を持っています。今回の収録、注文通りの音作品として出来上がるのが楽しみ。
 
大阪はお笑いの街ですが、神戸は音楽とファッションの街。そして何よりも港町。新神戸駅に乗客が降りるたびに汽笛の音が鳴り響くというのはどうでしょう。
 
浦安のディズニーシーは、一歩足を踏み入れると、独特の臨場感が有ります。その要因の結構な率をサウンドが占めると思っています。広大な敷地、大がかりな構造物で構成された空間にプラスして、立体感や粒感、抜けといった効果を狙った音場構成に相当の手とコストがかかっています。神戸電子には可般型のイベント用サウンドシステムとしてメイヤーサウンド小型パワード1対向を所有していますが、価格帯としては3百万円前後になります。ディズニーシーには、同じメーカーの大型が数百対向、しかもその大半が雨ざらしで設置されています。初期設置費用とメンテナンス費用、膨大です。それ以上に、達成したい音場のイメージが有り、それに向けた設計と実装にとてつもない思いが込められていることに価値を感じます。
生活ノイズ音に囲まれた現代の観光都市神戸、SE(効果音)でもって街中の雰囲気を変えるぐらいのことをやっても良いと思いますね。観光協会さん、やらせていただけないでしょうかね。
 
早駒運輸渡辺社長、海務部長の堀部取締役を始め早雄丸乗組員の皆様、有り難うございました。
帰りがけの長音3発、感動しました。
 
 
※ 早雄丸: 199t、3,600PS、金川造船所建造

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