9/20 (土)16:00~

『ベヨネッタ2』・『メタルギア ライジング リベンジェンス』などを手がけるプラチナゲームズによる、ゲーム業界セミナー開催!

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プラチナゲームズ流ゲーム開発in『ベヨネッタ2』トークライブ!
~卒業生2名が登壇!~

2014年9月13日(土)、プラチナゲームズ流ゲーム開発in『ベヨネッタ2』と題し、ゲストとしてプラチナゲームズ株式会社のプログラマーで活躍されている森田 和則氏、和田 悟氏にお越しいただき、ゲーム業界セミナーを開催しました。森田氏、和田氏はともに本校エンターテインメントソフト学科の卒業生でもあります。

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9月20日(土)発売の『ベヨネッタ2』を事例に取り上げ、プラチナゲームズ流のゲーム開発方法などを失敗談も交えて語っていただきました。本作は、∞(ノンストップ)クライマックス・アクションというジャンルは決まっていたものの、前作からの「進化」をテーマに制作したため苦労も多かったそう。「これは面白くなる、これはいらない」など、色々な要素をたくさん作り、削っていくという制作秘話も聞かせていただきました。

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ディレクター、アニメーター、プログラマーなど、ゲーム制作の各ポジションにおける仕事内容も詳細に説明いただきました。

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「ディレクターの話を元に全員がゲーム内容を考えていく!」

プラチナゲームズには、ディレクターやゲームデザイナー(プランナー)だけがゲームの仕様を考えていくのではなく、他のセクションの各担当者も意見を出し合って、物事を決め、進めていくという独自の開発方法があります。そしてやる気があれば、新人でもかなり大きな仕事や作品のクオリティーに直結する仕事までも任せてもらえるなど、全員で1つのゲームを作り上げるという素晴らしい開発環境があります。今後もどのような新規タイトルが生まれてくるのか非常に楽しみです。

最後に森田氏から「ゲーム作りは、『みんなに楽しんでもらえるゲームを作る』という熱い想いが一番重要。技術は追いつきます。楽しいゲームを届けたい、作りたいという想いがあれば、勉強や技術は後から付いてくるはず。始めるのに遅いということはありません。いろいろな事を吸収し、勉強してください。私もプログラムなど何もわからない状態から始まりました。それでも、ゲーム作りへの想いをもって勉強し、分からないことは同級生にも教えてもらうなどする内に、3年目にはその同級生より技術力は向上していたと思います。友達であり、ライバルでもある同級生たち。切磋琢磨しつつも、友人より前に出る努力は必要です。」とのコメントが。

卒業生としてのアドバイスは実感がこもっており、参加した高校生、在校生は真剣な眼差しで聞いていました。

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ユーザーに面白いゲームを遊んでもらいたい。
ゲームへの熱い想いを伝えられる人と一緒に仕事をしたい。

プラチナゲームズ株式会社
プログラマー
森田 和則氏(左)(2005年エンターテインメントソフト学科卒業)

最後の質疑応答で、在校生からの就職を意識した質問が面白かったですね。これからもユーザーの気持ちを第一に考えてゲーム制作に励んでほしいと思います。
ゲームへの熱い想いがあり、また根性や気持ちがあれば面白いゲームは作れます。ユーザーの存在を常に意識できる人と一緒に仕事がしたいです。
どうやったら同級生より自分が前に出ていけるのか、自分は他人と比べて何が勝っているのかを分析し伸ばしてもらえれば、就職活動にも有効になるのではないでしょうか。自分の強みを認識し、アピールしていく事が大事だと思います。

「技術力だけでなく、ゲーム性も重要」
面白いものを作っていくためにはどうしたら良いのか。
たくさん考えてゲームを作ってください。

プラチナゲームズ株式会社
プログラマー
和田 悟氏(右)(2012年エンターテインメントソフト学科卒業)

面白いゲームを作るにはどうしたらよいか、楽しい提案をたくさん出せる人と一緒に働きたいです。そのためには、自分自身が楽しみながらゲームを作ってください。技術力だけでなく、ゲーム性も重要です。自分の強みにウェイトを置いてアピールできるようにこれからも頑張ってください。
業界を目指す高校生の皆さんは、プログラムを全く知らなくても「本当にゲームが好き、作りたい」のであれば、プログラマーを目指せます。自分が将来どうしたいのかをしっかり考えて選んでほしいです。為せば成ります!

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