大人気ゲームアプリ「モンスターストライク」のミクシィが送る、「ヒットを狙え！」スマホゲームセミナー！

2015/5/23（土）の業界セミナーに、大ヒット中のスマホゲーム「モンスターストライク」（モンスト）の仕掛け人である株式会社ミクシィの木村 弘毅氏と、タッグを組んだ岡本 吉起氏が来校くださいました。「ヒットを狙え！」と題されたセミナーのテーマは、「ヒットスマホゲームのつくり方」です。ソニックホールをほぼ満席に埋め尽くした学生たちのほとんどがモンスト経験者という状況。モンスト人気のすさまじさがうかがえます。岡本氏もゲームプロデューサーとして過去に多くのヒット作に携わってきましたが、モンストが最もヒットした作品だといいます。

モンストは一緒にいる友だちと最大4人まで同時にわいわい楽しみながら遊べるのが特徴で、最初は学生を中心に、爆発的に広がっていきました。海外では台湾や香港・マカオで人気だそうです。自身もモンストの大ファンで毎日やっているという岡本氏は、「普通のアプリはダウンロード数が増えると継続率が落ちてくるものだけど、モンストはなぜか落ちないから不思議。過去にはなかった現象で、それだけモンストが面白いのだと思う」と言います。

「モンストの開発現場は毎日笑いが絶えず、とても楽しい。デザイナー、プログラマ、企画、マーケティング、カスタマーサポートなど、さまざまな役割を担うスタッフが全員一丸となってプレイヤーのためにすべてを注ぎ込んでいます」と木村氏が語る、社内のブレない団結力も同社の大きな特徴でしょう。現場が求める人材とは？の質問に木村氏からは「ありのままを伝え、聞くことができるコミュニケーション力がある人。言いにくいことも言い合えないと現場は絶対スムーズにいかない」との答え。岡本氏は「とんがったもの、際立ったもの（強み）を持っている人」と言います。

セミナーの最後にはプレゼントをかけた、じゃんけん大会を開催。お二人のご厚意により、たくさんのプレゼントを頂きました。最後まで盛り上がりが続いたセミナーでした。

~楽屋にてインタビュー~

楽しいゲームを提供したい！その熱意が私の原動力です。

株式会社ミクシィ　執行役員
モンストスタジオ　プロデューサー
（※現　取締役　エックスフラッグスタジオ　総監督）
木村 弘毅氏

仕事って楽しいものなんだ、ということを皆さんに理解してほしいと思いました。私は、お客様に本当に楽しいと思ってもらえるゲームを提供し続けたい、という熱意では誰にも負けません。それが私のプロとしての誇りであり、そのまま仕事の楽しさ、やりがいでもあります。また、開発現場では何でも言い合える関係が大事だと言いましたが、それは素直に伝えることによってアドバイスやアイデアをどんどんもらえ、人としても成長できるからでもあるんです。私たちの現場ではそうやってみんながお互いを高め合っています。

誰にも負けない強みを見いだし、それをどんどん伸ばしていこう。

株式会社ゲームリパブリック
代表取締役社長
岡本 吉起氏

「誰にも負けない強みを持つことが大事」という今日の話。私自身のことで言えば、一つは“当たる”ものに対する嗅覚が鋭いこと。もちろんこれはたくさんの経験によって後天的に身に付いたものですよ。もう一つが、人のアイデアを聞いただけで、ゲームの完成形を予想できる能力があること。ゲームスタートからエンディングまで、頭の中で遊べちゃうんです。技術的なことだけじゃない、本当に何でもいいから、自分の強みを早く見いだしてそれを伸ばしていってほしいです。

 ~セミナー終了後、楽屋にて~

木村氏（左）、岡本氏（右）

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