2011年3月26日、神戸に校舎をかまえる神戸電子専門学校で、プラチナゲームズの稲葉敦志氏をゲストに迎えて
“バカタール加藤のアノ人に聞きたい!”トークライブが開催された。
これは、『週刊ファミ通』で連載中の人気コラム“バカタール加藤のアノ人に聞きたい!”
出張版として行なわれたもの。
ゲーム業界を目指す高校生や専門学校生などでぎっしりと埋まった神戸電子専門学校のソニックホール(約300名収容)で、
ファミ通グループ主筆の加藤克明氏とプラチナゲームズの稲葉敦志氏が熱いトークを繰り広げた。
稲葉氏がゲームクリエイターを目指すきっかけとなったパソコンゲームの思い出から始まり、ゲームクリエイターとは
どんな仕事なのか、クリエイターの醍醐味、どんな人材が採用されるのかなど、ゲーム業界のリアルな世界へと話題が展開。
ゲーム業界の仕事紹介では、ゲームデザイナー(ディレクター)は「頭の中ですごい迫力のある妄想して、その妄想を
どんな手段を使ってでもいいからテレビモニターに映し出す仕事」、プログラマーは「実体のないものに魂を吹き込む魔法使い」など、
稲葉氏の個性的な表現で語られていた。
なかでも最大の見どころは、1年掛かりで作り込んでいたが、プロデューサーである稲葉氏の判断でお蔵入りとなった
ゲーム映像の上映。けっして世には出ない映像をもとに、オリジナリティのあるゲームをつくることの難しさや、
ゲームづくりへのこだわりを語った。また、この秋に発売が予定されている乱戦格闘アクション
「MAX ANARCHY(マックスアナーキー)」の最新映像も紹介された。最後は、加藤と稲葉氏から提供されたファン垂涎の
プレゼントを争奪するジャンケン大会で大いに盛り上がった。
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これは2011年3月26日から2011年10月30日の半年にわたって開催されている
「アジアコンテンツフェスティバルin神戸 2011」の一環イベントです。