３月２７日、世界的なゲームクリエイター水口哲也氏を迎え「ゲームの未来」をテーマにセミナーが開かれた。
ゲーム業界を目指す本校学生や高校生が続々と詰めかけた会場のソニックホールは超満員。
「スペースチャンネル５」「ルミネス」など次々と話題のゲーム作品を発表し、音楽ユニット「元気ロケッツ」など
多彩な活動で世界中が注目する水口氏によるセミナーへの期待の大きさを伺わせた。
セミナー前半は、１１５年前のリュミエール兄弟による世界初のフィルム映像からテレビ時代そして今日に至るまでの
映像の変遷とゲームの発展をスクリーン画像で再現しながらソフトな語り口でわかりやすく説明。音楽と映像を融合した
ゲームの先駆けとなる作品で、マイケルジャクソンが出演を希望したことでも知られる音楽ゲーム「スペースチャンネル５」の
映像なども披露していただいた。ゲームのターニングポイントとなる３Ｄ作品の時代を経て、さらに加速度的に進化する
ゲームのこれからをソーシャル化・グローバル化・フィジクス化という３つのキーワードを用いて提示。セミナー後半では
これから求められるゲームプログラマの資質についても言及し、デザインとアートが分かるクリエイティブ感覚を備えた
“ビジュアルサイエンス系”が必要という言葉は学生たちにとっても貴重なアドバイスとなった様子。
ゲームの最先端を知るヒントと知的刺激に満ちたスリリングなセミナーとなった。
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これは2011年3月26日から2011年10月30日の半年にわたって開催されている
「アジアコンテンツフェスティバルin神戸 2011」の一環イベントです。
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