このたび、日本を代表する作曲家でありシンセサイザー及びサラウンド音楽の第一人者、冨田勲氏を迎えての交流会および新アルバム発売記念の試聴会を開催いたします。
日時:2011年6月19日(日) 14:00~16:00(13:30 開場)
会場:神戸電子専門学校 北野館 ソニックホール(地図はこちら)
入場無料
※事前予約をおすすめいたします。(定員 約150名)
申込フォームはこちらから
お電話での予約:0120-449-467(学校法人コンピュータ総合学園 神戸電子専門学校)
メールでの予約:iijima@kobedenshi.ac.jp(サウンド分野教員 飯嶋)
※メールの場合、件名を「6月19日 冨田勲氏 公開セミナー申込」
本文に、代表者名と人数をご記入の上、送信願います。
※予約されていなくても、空席があればご入場いただけます。
講演者プロフィール:冨田 勲(とみた いさお)
1932年(昭和7年)東京生まれ。慶応義塾大学在学中に作曲家・平尾貴四男、小船幸次郎に師事。
1950年代前半から放送、舞台、映画、コマーシャルなど多彩な分野で作編曲家として優れた作品を数多く残している。
http://www.tomitamethod.com/about/message.htm
講演テーマ:「サラウンド音楽の可能性と実際」
6月1日に日本コロムビアよりリリースされる「惑星(プラネッツ) Ultimate Edition」
「源氏物語幻想交響絵巻・完全版」(いずれもHybrid SACD)をはじめ、
氏の様々な作品の試聴を行い、サラウンドでの音楽制作について講演いただきます。
※終了後、在校生限定の学生交流会を行ないます。16:30~18:00
・マルチ録音素材とサラウンドミックスの解説(冨田勲氏)
・産学協同制作「交響詩ジャングル大帝」実践談(野尻修平氏)
・神戸電子学生のサラウンドミックスの試聴と講評。
主催:神戸電子専門学校 サウンドクリエイト学科
協力:尚美総合芸術センター、ヤマハ株式会社 PA事業部
本イベントに関するお問い合わせ・ご予約
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お電話での予約:0120-449-467(学校法人コンピュータ総合学園 神戸電子専門学校)
メールでの予約:iijima@kobedenshi.ac.jp(サウンド分野教員 飯嶋)
※メールの場合、件名を「6月19日 冨田勲氏 公開セミナー申込」
本文に、代表者名と人数をご記入の上、送信願います。
冨田 勲氏 作品紹介
「惑星(プラネッツ) Ultimate Edition」
内容紹介
トミタの不朽の名作が、新曲を伴ったリメイク版として再び世界を驚かせる!
ホルスト(作曲)&冨田勲(編曲・作曲*):惑星(プラネッツ) Ultimate Edition(53分)
◆ この発売のために、全体を新たにリメイク。トミタの旧作をベースにした再創造作品です。
旧作に親しんだ方には、懐かしさと新鮮さ、初めて聴くリスナーには圧倒的な衝撃を与える、まさに究極の「惑星」であり、冨田勲ライフワークの到達点とも言えるアルバムです。
◆ 「小惑星イトカワと小惑星探査機はやぶさ」という新曲をプラス。
前者は日本の宇宙航空技術の父と呼ばれる糸川英夫博士の少年のような宇宙にかける純粋な夢、
宇宙への希望と糸川博士に対する静かなレクイエムのような曲です。
◆ 4.0チャンネルのSACDサラウンドによる理想的な立体音響(2ch CDとのハイブリッドディスク)
◆ ジャケットデザインは、CGによる創造的アートの草分けにして現在もその最先端にいる、川口洋一郎氏(東京大学大学院教授)の「宇宙探査機多重構造魚」。
強い印象を与えるCGアートは、タイトルの親和性のみならず、技術をアートに応用することにおいて、その黎明期から現在に至るまで最前線にいる点でも共通する両者のコラボレーションという点でも意義深い。
SACDハイブリット:2chCD / 2chSACD / 4.0chSACDサラウンド
曲目リスト
1. 火星
2. 金星
3. 水星
4. 木星
5. イトカワとはやぶさ*
6. 土星
7. 天王星・海王星
「源氏物語幻想交響絵巻・完全版」
東京交響楽団(88分)
内容紹介
「京ことば」による語りと、管弦楽・邦楽器・シンセサイザーが誘う、千年の時空を超えた悠久の雅の世界。幻想世界を創出した前作を大きく発展させた、冨田勲の創作の到達点。
2000年11月にリリースされた「源氏物語幻想交響絵巻」は、千年前に描かれながら、今日にも十分通じる愛憎ドラマである源氏物語を冨田勲が交響化した大作。
名門ロンドン・フィルと邦楽器の名手たち、さらにシンセサイザーを加え、華麗・劇的
そして悠久の音楽がくりひろげられる、まさにそれまでの冨田音楽の集大成でありました。
その後、中井和子氏による現代京ことば訳の源氏物語に出会った冨田氏は、その京ことばの語りを加えた形で前作を発展させるアイディアを得、早速制作にかかりました。
前作と同じく、制作当初からサラウンド再生による立体音響を前提に作曲・録音が進められた本作は、コンサートホールの単なる「再現」ではない、創造的な立体音響でなければ実現不可能な、真に自由でオリジナリティーに溢れるサウンドで、音楽と音響が不可分のものとして創作された見事な作品です。京ことばの語り(坂田美子)による雅な世界は、聴き手を千年の時空を超えて平安の時代へといざないます。そこに、オーケストラ、和楽器、シンセサイザーが、時に静かに時に激しく、主役と脇役を交代しながら、物語の心象風景を、360度の音世界として表現します。
もはや、音楽とも物語とも区別がつかないこの作品、敢えてジャンル分けしようとすること自体、不毛なことと思わせる偉大な芸術作品といえましょう。
■作曲、指揮、立体音響制作:冨田勲
■管弦楽:東京交響楽団
■語り:坂田美子(現代京ことば訳、源氏物語による。中井和子、訳)
SACDハイブリッド:2chCD / 2chSACD / 5.0chSACD
曲目リスト
1. 序の曲
2. 桜の季節、王宮の日々
3. 藤壺への思慕
4. 宮の御帳台
5. 庭園
6. 管弦のお遊び
7. 世の中は。。。。
8. 北山の寺院
9. 美しい童女 若紫
10. 葵の上
11. 六条の御息所
12. 斎王の行列 車争い
13. 生霊
1. 女三ノ宮
2. 藤壺を想う
3. 御息所の死霊
4. 紫の上挽歌
5. 歌「憂き世には」
6. 浮舟
7. 出家の笛
8. 再び訪れる春
9. 終曲 平家の世へ
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お電話での予約:0120-449-467(学校法人コンピュータ総合学園 神戸電子専門学校)
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