【イベントレポート】大ヒット映画のCGプロデュースを多数手がけた(株)デジタル・フロンティアの3DCG業界セミナー「GANTZ:UNLIMITED CHALLENGE~映像化不可能への挑戦~」

学校からのお知らせ

2011.07.31

あの「GANTZ」で、CG、特撮によるVFX(映像効果)の真髄をかいま見る!

(株)デジタル・フロンティアは、「GANTZ」「サマーウォーズ」「デスノート」などのCGを手がけた、デジタル映像・CG制作プロダクション。セミナーには、同社CG制作部ディレクター前川英章氏と土井淳氏、同部長でプロデューサーの豊嶋勇作氏が講師として来場、カリスマコミックといわれる「GANTZ」実写化におけるCG、VFXについて詳しくお話くださいました。

「『GANTZ』のあの大迫力の映像はどうやってつくられたのか」。セミナーでは、その核心部分に迫る貴重な舞台裏の一端が紹介されました。建物の破壊シーンや戦闘シーン、“転送”シーンなど数々の名シーン。実際の映像と、特撮やCGの制作過程を比較しながらの解説に、ストーリーを知らない学生も引き込まれていました。「当初考えられていた“CG祭り”ではなく、存在感に徹して、実物とCGが補完し合ってVFXの王道が成立した」という締めくくりに、高校生、在校生らも深く納得の面持ちでした。

CG、合成、特撮を駆使した実写映画は、実際には地味な地味な作業の積み重ねです。しかしどんな作品でも、その作品自体が持っているテーマというものが存在します。私たちは、そのテーマに向かって「見せ方」を考え、制作していくわけです。この業界を目指す高校生、在校生の皆さんには、苦労を苦労と思わず前向きに楽しめる、そして、最低10年はCGをやめずに続けられるような人材になってほしいですね。

(株)デジタル・フロンティア

専務取締役 CG制作部部長/プロデューサー 豊嶋 勇作氏

CG制作部 ディレクター 前川 英章氏

CG制作部 ディレクター 土井 淳氏

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