人気キャラクターを生んだクリエイターが語る、創作活動の現場。
北野館５階のドームホールでグラフィックデザイン業界セミナーが開かれ、デザイン業界を目指す多くの高校生が詰めかけました。セミナー講師は、兵庫県のマスコット「はばタン」をデザインしたＪＵＮＢＯｗ氏と「トーフ親子」「デビガチャピン＆デビムック」などの人気キャラのリデザインも手がけるキタイシンイチロウ氏。以前から親交の厚いお二人とあって、リラックスした雰囲気の中での楽しいセミナーとなりました。それぞれの代表作品の紹介や制作上のエピソード、イラストを始めたきっかけ、キャラクター制作のやりがいや失敗談、イラストを描く上での必殺テクニックの披露などためになる話題満載のトークが繰り広げられ、セミナー終了後には広告デザイン体験授業も実施。学生たちは真剣な面持ちで一流クリエイターによるデザイン指導を受けていました。
幅広く活動できるよう、いろんなことに手を出してください。
できるだけいろんなことに手を出してほしい。3Dにも興味を持ってみたり、全く違うジャンルの雑誌を見てみたりと、アンテナを張ることが大事なんです。一見関係ないように思えても、どこかでデザインやイラストにつながってきます。とにかく、幅広く活動できるデザイナーになれるよう頑張ってください。私自身も、人に影響を与え、目標にされるようなプロを目指して、今後末永く活動していきたいと思っています。
デザイナー ＪＵＮＢＯｗ氏
友達同士で、お互いのキャラをリデザインし合ってみよう。
今日はお互いのキャラ「トーフ親子」と「はばタン」を交換してリデザインし合う様子を見てもらいました。皆さんも友達同士でぜひ、オリジナルのデザインキャラをリデザインし合ってみましょう。自分にないものが得られるだけでなく、コミュニケーションが深まって、きっと多くの発見があると思いますよ。また、絵もかけるデザイナーの方が仕事の幅が広がります。将来皆さんと一緒に仕事ができることを楽しみにしています。
有限会社デビルロボッツ
代表取締役・デザイナー キタイシンイチロウ氏
- SHARE
-
