8月19日、インテリジェントシステムズの鈴木浩信氏を迎えて業界セミナーを実施した。同氏は、自身がクリエイターとして活躍してきた経験と、人事採用担当としての経験の両視点から、人間の本質などを例にとりながら「ゲーム企業が求める人材像」について力説した。また、同氏が考えるクリエイター像については、こう語った。「明確な答えがない物事について、自分なりの正解を導き出し、その方向性を基に、より多くの人を説得できる、より良いものを創るために積極的に試行錯誤できる人」。
インタビューに対し鈴木氏は「クリエイターを目指す人が、学校の先生から教えてもらった正解だけをやって満足しているようでは、先が思いやられます。それでは、将来業界に入れたとしても競争に生き残ることができません。今の内に、クリエイターとしての本質をよく理解した上で、努力をし続けて、ゲーム業界で長く活躍できる人材に育ってほしいと思います」と語った。