【イベントレポート】「.hack」シリーズなどを手がけるサイバーコネクトツーによる業界セミナー開催

学校からのお知らせ

2012.08.18

ゲーム、アニメ、映画をこよなく愛す、企業トップが語る“ゲームクリエイティブ”

2012年7月28日、日本を代表するゲーム企業株式会社サイバーコネクトツーの代表取締役社長の松山 洋氏と同社の開発部でプログラマーとして活躍中の鄭 直(テイ チョク)氏が来校。同社の看板タイトルで世界で100万本以上も売れた「NARUTO-ナルト- ナルティメットストーム」など人気作品の紹介やゲーム開発の裏側、ゲーム業界の現状について熱く語って頂きました。中国出身の留学生として神戸電子でゲームを学び、東京ゲームショーにおける日本ゲーム大賞2011アマチュア部門で優秀賞に輝いた鄭氏は、入社半年ながら同社を代表する「NARUTO-ナルト- 疾風伝 ナルティメットストーム3」を手掛けるなどプログラマーとして重要な役割を担っています。

セミナーでは、松山氏が監督を務めた劇場用3Dアニメ作品「ドットハック セカイの向こうに」を題材にさまざまな媒体で同時多発展開を展開する同社のメディア戦略やライセンス商品・アニメ版権などについてもわかりやすく解説。DVDなど8000本以上を保有し、さらに年間4000本以上増え続けているライブラリー「松山文庫」などスタッフ間の情報共有を重視した仕事環境やユニークな企業風土についても披露頂きました。

鄭さんからは、「どんな作業もスケジュールを事前に見積もる」「アンテナをMAXにして、業界の情報・技術用語を詳しく知っておく」「チーム制作の経験を積んでおく」といった体験に基づくアドバイスも。質疑応答タイムを経て、最後に「神戸電子のカリキュラムや指導、学習環境は理想的。ぜひ全員ゲームの世界に入って来て欲しい」という松山氏からの励ましの言葉を頂き、2時間を超えるセミナーが終了しました。

株式会社サイバーコネクトツー
代表取締役社長 松山 洋氏(写真右)

神戸電子は日本でも1、2を争うゲーム制作が学べる専門学校だと思います。それは在学中にプロが現場で使っている最新技術やチーム制作などプロのクリエイターが学校でマスターしておいて欲しいことをすべて学んでいるから。代表的タイトルを入社半年のプログラマーが手がけている事実がそれを証明しています。

開発部 プログラマー 鄭 直氏(写真左)
実績や経験に関わらず、プログラマーとしての意見をきちんと言えて、やりたいことを出来る会社です。社長を筆頭にスタッフはゲーム、アニメ、漫画が大好きで、楽しんでゲーム作りが出来る環境が仕事の結果にもつながっていると思います。

関連ページ
サイバーコネクトツー
神戸電子専門学校 ゲームソフト分野(ゲームプログラマー育成の学科)の紹介ページ
神戸電子 ゲームソフト分野ブログ「神ゲーブログ」

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