2012年7月21日(土)に体験入学が開催され、3DCG業界からは株式会社ポリゴン・ピクチュアズの経営管理部・人事担当マネージャーの兼松厚氏にお越しいただきました。
「本当にCGが好き! という気持ちを大事に」
海外作品も扱う株式会社ポリゴン・ピクチュアズ兼松氏が講演
300人ものスタッフを擁する同社は、国内最大級、かつ国内で最も歴史の長いCGアニメーションスタジオです。国内の作品はもちろん、ディズニーやルーカス・フィルムなど海外の著名な映像作品の3DCG制作にも携わっている、業界でも際立った存在です。
そんな大規模なスタジオで人事を担当する兼松氏。同社の業務内容やこれまで手がけた作品を概観し、参加者が最も気になる“制作現場の雰囲気”なども詳しくお話くださいました。朝の9時半にきちんと全員が出勤し、終業時間も決まっているというあたりは、時間規定がほぼないようなこの業界にあって、さすがは大きな企業という感じです。
「皆さんはCGが好きで今の道を選んでいると思いますが、“心から本当に好き”かどうかが大事。そうでなければやっていけないと思います」と、生き残りの厳しさをうかがわせる一面も。「企業への応募時に送る作品で最も重視すべきなのは、わかりやすさです。いい作品は、何を伝えたいかがすぐにわかるんです。そして一所懸命に、真剣につくったものを送ってください」といった、人事担当者ならではのアドバイスもありました。
講演後のインタビューでは、「最近の学生さんはみんな、いいものを持っていると思います。すばらしい作品を期待しています」とのメッセージをいただきました。
関連ページ
・株式会社ポリゴン・ピクチュアズ
・神戸電子専門学校 3DCGアニメーション学科(3DCGキャラクターアニメーション・映像制作クリエイターを育成する学科)のページ
・神戸電子 3DCGアニメーション学科ブログ
・神戸電子 3DCGアニメーション学科Facebookページ