映像作品に欠かせないサウンドデザイン。その魅力を体感!
映画やアニメなどの映像製作では、フォーリー(効果音)などのサウンドデザインが欠かせません。映像の世界観を表すための重要な要素となるサウンドデザインの魅力を、実際に体感してもらう特別セミナーが開かれ、高校生たちが参加しました。
講師は、大手企業のVP制作、映画のサウンドデザイン、楽曲制作、レコーディングを行うスタジオ「Studio301」を運営する傍ら、本校講師も務める飯嶋慶太郎氏。音響効果で参加した映画がカンヌ、ベルリン、ヴェネチア、ロカルノの世界四大映画祭全てにノミネートされるなど、多くの国際映画祭で評価を得ている気鋭のサウンドクリエイターです。
セミナーは、「世界が認めたサウンドデザインの秘密に迫る!」をテーマに、飯嶋氏が映画における音響効果の制作について紹介。その後、サラウンドを駆使したサウンドデザインを参加者が体験していきます。アニメ映像に合わせて足音を収録し、その音をスタジオで加工。収録した自分たちの足音が映像とうまくマッチすると、映像そのものが表情豊かになります。その変化に、参加者の皆さんはとても驚いた様子でした。
ふだん意識することはありませんが、効果音は映画やアニメでとても重要な役割を果たしています。その効果音を自ら作ることで、サウンドデザインの魅力が体感できるセミナーとなりました。
サウンドクリエイター(本校講師) 飯嶋 慶太郎氏
「本校のサウンドクリエイト学科の学生が関わった映画が、2010年にベルリン、カンヌの両国際映画祭、2012年にはロカルノ国際映画祭にノミネートされました。国際映画祭にノミネートされている作品にこれだけ関われている学校は、日本ではここだけでしょう。この学校にはチャンスがいっぱいありますので、面白そうなことをただ待っているのではなく、『ぐいぐい食いついていく』ように、積極的にチャレンジしてください」
関連ページ
・神戸電子の学生が制作に携わった、カンヌ国際映画祭ノミネート作品の上映会が新聞に取り上げられました|神戸電子専門学校 ニュース&トピックス
・音楽制作スタジオ Studio301.net(飯嶋氏が運営するスタジオ)
・神戸電子専門学校 サウンドクリエイト学科(作曲家、編曲家、ゲーム音楽制作、サウンドクリエイター、サラウンドクリエイター育成の学科)の紹介ページ
・神戸電子 サウンド分野ブログ(日々、授業の模様を更新)