2012年7月30日、神戸電子専門学校に「FINAL FANTASY LEGENDS-光と闇の戦士」など数々のヒット作品を手掛けた株式会社スクウェア・エニックスの時田 貴司氏を講師として迎え、高校生を中心にゲーム企画をしプレゼンテーションする体験会が開かれました。
最初に、時田氏がゲーム業界に入られた経緯やこれまで手掛けてこられた作品などご自身のプロフィールを紹介された後、ゲーム企画のポイントを説明されました。
企画するゲームのテーマは「正義」。参加した高校生は8チームに分かれ、それぞれのチームにはサポート役の在校生が付きます。最初は遠慮がちだった高校生も時間が経つと活発に意見を述べ、各チームとも大いに盛り上がり、約1時間30分の企画タイムはあっという間に過ぎました。そして、各チームの代表者が企画をプレゼンし、全員の拍手で順位を決定。見事優勝したチームにスクウェア・エニックスの最新作など豪華なプレゼントが贈られると、会場は歓声と拍手に包まれました。
最後は、時田氏と一緒に全員で記念撮影。参加した高校生にとっては忘れられない夏休みの1日となったことでしょう。
株式会社スクウェア・エニックス モバイル事業部
シニア・マネージャー/プロデューサー 時田 貴司氏
「今回テーマを『正義』にしたのは、いじめ問題など、社会が矛盾をたくさん抱えているなかで、若い人たちが今の社会をどんな風に感じているのかを知りたかったからです。学校を作ってヒーローを育てるゲームだとか、原発問題をもとにした新しいエネルギーを探すゲームだとか、今の社会を映した企画が出てきて、僕自身とても興味深かったです。今回の体験会を通して、ゲームづくりの面白さとともに、仲間と一緒に何かをやり遂げる楽しさを感じてもらえたら嬉しいですね」
関連ページ
・スクウェア・エニックス – SQUARE ENIX
・神戸電子専門学校 ゲームソフト分野(ゲームプログラマー育成の学科)の紹介ページ
・神戸電子 ゲームソフト分野ブログ「神ゲーブログ」