株式会社バスキュールのUXディレクターが語る、
ソーシャル時代に求められるスマートフォンアプリとは?
2012年8月18日(土)は、グラフィックデザイン業界から株式会社バスキュールのUXディレクター・大塚 晃氏がお越しくださいました。同社は、スマートフォンの普及を背景にソーシャルグラフ(人と人の結びつき)をベースにしたサービスを開発・提供する、ソーシャル時代の新鋭。スマートフォン向けのコミュニケーションアプリを次々と生み出しています。
大塚氏は、実際に開発したアプリやサービスの実例を交え、「スマートフォンアプリには、UI(※1)デザインとUX(※2)デザインの考え方が大事です。まだなじみの薄い言葉かもしれませんが、たとえるならUIデザインは橋のデザインで、UXデザインは『川の渡り方』のデザインであると表現できます。また、スマートフォンアプリの分野は特に新しいので、開発者やデザイナーもまだまだ少なく、ゲームでもWebでも主力は若者です。ぜひ皆さんの力で盛り上げてほしい」と語りました。
※1 UI(User Interface、ユーザーインターフェース)…操作画面など、ユーザーに情報を表示し、操作に対して反応を持つもの。
※2 UX(User Experience、ユーザーエクスペリエンス)…個別の画面や機能ではなく、それらをユーザーが利用したときに覚える一連の体験。
※セミナー後も希望者に個別の質疑応答も行っていただきました。
株式会社バスキュール
UXディレクター 大塚 晃氏
どんなスキルが必要ですかとよく聞かれるのですが、何を目指すかによって変わります。例えばデザイナーならPhotoshopやIllustrator、プログラマならJavaなどですが、これはあくまでも最低限ライン。コレができればOK、というものではないので、できるだけいろんなものを学んでおくことをおすすめします。でも、コンピュータに向かってばかりいないで、外に出て考えることも意外と大事ですよ。
関連ページ
・Bascule Inc.
・Bascule GO! Inc.
・神戸電子専門学校 グラフィックデザイン学科(グラフィックデザイナー・Webデザイナー育成の学科)の紹介ページ
・グラフィックデザイン学科ブログ