※左から:本ステージMCの森氏、KONAMI 是角プロデューサー、プラチナゲームズ 稲葉プロデューサー、齋藤ディレクター
2012年9月20日から23日の4日間、幕張メッセ(千葉県)にて東京ゲームショウ2012が行われました。
東京ゲームショウとは、一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会(CESA)が主催する世界最大級のコンピュータエンターテイメントの総合展示会。様々なゲーム企業やゲーム開発者育成の教育機関がブースを出展し、新作のデモプレイや学生作品などを発表しています。
今回のレポートは、ゲームソフト分野の卒業生であり、現在、『メタルギア ライジング リベンジェンス(METAL GEAR RISING REVENGEANCE)』のディレクターとして活躍中の齋藤 健治氏のレポートをご紹介!
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『メタルギア』シリーズの監督、KONAMI 小島監督ともに登壇
9月22日のビジネスデイでのKONAMIステージイベント「METAL GEAR 25th ANNIVERSARY STAGE at TGS 2012 小島プロダクションラインナップステージ」では、『メタルギア』シリーズの監督、株式会社コナミデジタルエンタテインメントの小島 秀夫監督が登壇し、『メタルギア ソリッド』のハリウッドでの実写映画化、グリーと共同開発の『メタルギア ソリッド ソーシャル・オプス』の紹介、そして新しい形のメタルギアとして『メタルギア ライジング リベンジェンス』の紹介がありました。
『メタルギア ライジング リベンジェンス』の紹介では、株式会社コナミデジタルエンタテインメント 小島プロダクションから是角プロデューサー、プラチナゲームズ株式会社から稲葉プロデューサーとともに齋藤ディレクターが登壇しました。
ステージではKONAMIが『メタルギア ライジング リベンジェンス』開発のパートナーとしてプラチナゲームズとコラボレーションするに至った経緯や、社内で稲葉氏から齋藤氏をディレクターに任命した経緯などが明かされました。
※右から:KONAMI 小島監督、プラチナゲームズ 齋藤ディレクター、稲葉プロデューサー
小島監督をはじめ、是角氏・稲葉氏・齋藤氏ともところどころに関西のノリが入るなど、ステージは終始笑いを交えながらの対談でした。
齋藤氏による『メタルギア ライジング リベンジェンス』デモプレイ披露!
9月23日のパブリックデイのステージイベント「METAL GEAR 25th ANNIVERSARY STAGE at TGS 2012 METAL GEAR RISING REVENGEANCEステージ」では、是角氏・稲葉氏・齋藤氏により『メタルギア ライジング リベンジェンス』の開発秘話と齋藤氏によるデモプレイ披露が行われました。
開発秘話の中では、当初開発チーム団結のために「全員で髪の色を変えよう」と決め、開発スタッフ一同、赤やピンク・オレンジなどに染め、齋藤氏は丸坊主にしたことを明かしてくれました。また、ゲーム中のあらゆるものを狙った位置で思うがままに斬り刻むことができる「自由切断」の壮快感を求めつつも、ゲームとして成り立たせるためのバランス調整が大変だったと開発の苦労話も。
また、デモプレイでは齋藤氏がコントローラーを構え、試遊コーナーでできる体験版ステージのプレイを披露。是角氏・稲葉氏による見どころの解説を交えながら、次々と敵を倒していく壮快感を見せてくれました。
齋藤氏は1999年に神戸電子専門学校へ入学。エンターテインメントソフト学科で3年間ゲームプログラミングを習得し、株式会社カプコンに入社。その後、プラチナゲームズの初期メンバーとして参加。
同社の大ヒット作品『ベヨネッタ(BAYONETTA)』ではメインプログラマーを務め、現在に至ります。
卒業生がこのようなビッグタイトル開発に携わり活躍している様子は、在校生や教職員にとって大変誇らしく思います。
関連ページ
・【TGS2012】14年連続出展!東京ゲームショウレポート(神戸電子編)
・【TGS2012】14年連続出展!東京ゲームショウレポート(企業ブース紹介編)
・【TGS2012】14年連続出展!東京ゲームショウレポート(卒業生齋藤 健治さん登壇編)
・【TGS2012】神戸電子Facebookページ 東京ゲームショウ2012フォトレポート
・神戸電子 ゲームソフト分野ブログ「神ゲーブログ」より GO! 東京ゲームショウ!!(※学生の東京研修等、他多数レポートあり)
・コナミ 東京ゲームショウ2012
・KOJIMA PRODUCTIONS
・プラチナゲームズ株式会社