2012年12月8日、神戸電子専門学校ソニックホールにてNHN Japan株式会社によるゲーム業界セミナーが行われました。
同社は、オンラインゲームとウェブサービスの2つの事業を開発から運営まで一貫して手掛ける国内有数の企業で、登録ID数5,000万ID以上のユーザを持つPCオンラインゲーム「ハンゲーム」や全世界でのユーザ1億人近くとなるスマホ向け無料通話・無料メールアプリ「LINE」等の成功で注目を集めています。
※ユーザ数動向は、この記事が公開された時期のものです。
※左:スマートフォンゲーム制作チーム 賀内 亨氏 右:採用チーム 大村 彩香氏
セミナーでは、スマートフォンゲーム制作チームの賀内 亨氏と採用チームの大村 彩香氏が講師となり、国内のスマホユーザーの8割が利用しているという「LINE」の開発背景やエピソードなどを中心にお話頂きました。賀内氏はゲームプログラマに求められる要素として「スマートフォンでは、特にタッチしたときのレスポンスなどユーザーが直接触れるUI(ユーザーインターフェイス)の実装が重要」と語り、大村氏は「あらゆる世代の社会人と学生時代から話をすることが大切」とアドバイス。昨年入社し、プログラマとして活躍する神戸電子OBの中野さんからのメッセージも披露されました。
NHN Japan株式会社 スマートフォンゲーム制作チーム
賀内 亨氏(写真右)
自分がプログラムして面白いと思う作品はネット上で積極的に公開するなどして、ゲームを出来るだけ多くの人に遊んでもらうこと。そこで得られた色々な意見や評価を吸収してさらに良い作品づくりを目指して下さい。いろんなサービスを実際に使ってみて、使う人がどう思うかをきちんと考えることが大切です。
NHN Japan株式会社 採用チーム
大村 彩香氏(写真左)
やったことがなくても、やってみようと思う気持ちが大切。学生のうちにいい失敗をどんどん重ねてください。プロ根性と吸収力、そして行動に移せるチカラを養ってください。私たちのビジネスプロジェクトからは、世の中に影響を与える自社サービスが生みだされています。そんな環境で自分のスキルを磨き、成長させたいと思う方をお待ちしています。
関連リンク
・神戸電子専門学校 ゲームソフト分野(ゲームプログラマを育成する分野)のページ
・NHN Japan Corporation(NHN Japan株式会社 企業紹介サイト)
・無料通話・メールアプリ LINE(ライン)