2013/6/22（土）、建築・インテリア業界セミナーが行われ、
長尾健建築研究所の代表で一級建築士の長尾健氏がお越しくださいました。
長尾氏といえば、あの「大改造!!劇的ビフォーアフター」の“匠”としても知られる建築家。
当セミナーの前月、5/19（日）・26（日）の放送では4回目の登場を果たされ、
その際に手がけた姫路市の物件を題材にご講演をいただきました。
姫路城に着想を得たディーテイルや伝統的な左官の技法、地元の材料を積極的に使う姿勢など、
学生たちに学んでほしいポイントが多々ありました。
また、「建築事務所の仕事って？」「どんな人材が求められるの？」など、
社会人として将来、建築・インテリア業界で働くためのヒントやアドバイスについても語ってくださり、
実り多いセミナーとなりました。
長尾健建築研究所
代表
長尾 健氏
ものすごく大きな仕事に携われる
喜びを、ぜひ味わってほしい！
建築は、自分一人ではどうにもできないほど大きな金額のもの（しかも人様のお金です）を扱う仕事。その責任がいかに大きいか、実感はなくとも予想はつくと思います。しかし、そんなどうしようもなく大きなものを自分がつくれるのだという喜びは計り知れません。ぜひ皆さんも挑戦してください。
長尾先生のセミナーに参加した1年生の感想もご紹介します。皆さん相当刺激になったようです。
【長尾先生のセミナー参加者の感想】
建築インテリアデザイン学科 1年生 女子
長尾先生のセミナーに参加させていただき、「本当にこの業界は知れば知るほど、奥深く幅広いな。」と感じました。建築士の方ひとり一人で、考え方もプランもデザインも全く違っていて、特に長尾先生の建築物にはとても興味を持ちました。常識にとらわれていないが住みやすい、街にとっても大事な景観になっていて、「実際に見てみたい」と思いました。私もあまり時間が無いですが、色々な方の話を聞いて、知識の幅を広げ、長尾先生のように大勢の人々から感謝してもらえる建築物を作れるように頑張ります。
建築インテリアデザイン学科 1年生 男子
まず最初に「この建築業界はそんなに甘くない」ということを改めて感じました。将来は独立も考えてはいますが、そんなに簡単な道のりではないし、顔も広くないと独立してからも大変だと思います。だからこそ「長尾先生はすごいな」と思いました。長尾先生のお話を聞いて「自分自身、今のままではダメだ」と思い、「日頃の生活態度を改め、授業に取り組む姿勢も変えていかないとダメだ」と感じました。そして将来的には独立して、「長尾先生をも超える人材になれたらな」と考えています。今回は本当にありがとうございました。
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