2013/7/27(土)にグラフィックデザイン業界セミナーが開催され、ブック・デザイナーの多田 和博氏と、イラストレーターの山崎 秀昭氏がご来校くださいました。
約4500冊の本を手がけてきた装丁家の
「本が好き」という素顔があふれ出た講演
数々のベストセラーを手掛けてこられた多田氏に、公私ともに親交のある山崎氏がインタビューするという形で開催された今回のセッションセミナーは、終始和やかな雰囲気。時おり素顔が垣間みられる気心知れたお二人のトークに、会場からは笑い声がこぼれる場面も。そんな中、「本はあくまで作家のもの。デザインが邪魔をしてはいけない」、「原稿の読み込みに一番時間をかける」といったお話から、多田氏の「本が好き」という気持ちがひしひしと伝わってきました。本の歴史など興味深い内容も盛り込まれ、学生たちは熱心に耳を傾けていました。
※セミナー終了後も、学生作品の指導に時間を割いていただきました。
有限会社フィールドワーク
ブック・デザイナー
多田 和博氏(写真左)
好奇心を忘れずに。過去の体験は
後になって必ず生きてきます
デザインは経験を積めば、間違いなくうまくなります。その経験にプラスすべきは好奇心です。私自身、学生時代から油絵を描いたり、写真を撮ったり、仕事で海外へ行ったりしたことがすべて今の仕事に生きています。夢に直接関係ないことでも、どんどんやっておくべきですよ。
有限会社ザ ロケット ゴールド スター
イラストレーター
山崎 秀昭氏(写真右)
いつ花開くかなんて分からない。
とにかくやり続けることが大切!
多田さんからのイラスト依頼は極めてシンプル。最低限のコンセプトだけを伝えて、あとは任せてくださるので、のびのびと自分らしさを表現することができます。くじけそうなことがあっても、今やっていることがいつか花開くときがきっとくるはず。大切なのは、やり続けることです。
関連リンク
・多田 和博 – SPA 日本図書設計家協会
・The rocket gold star ザ ロケット ゴールド スター
・神戸電子専門学校 グラフィックデザイン学科(商業デザイン・Webデザインを学ぶ学科)の紹介ページ
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