デジタルワークス本戦出場をかけて熱きバトル!
本戦でのステージでは10数社のゲーム制作企業が作品審査。業界就職のチャンス!
2014/1/27~1/30にかけて、ゲームソフト分野のデジタルワークス2013-2014(学生作品発表会)の予選が本校のソニックホールで行われました。2014/2/14(金)に開催するデジタルワークス本戦 に出場できるチームは限られており、近年では1年生~3年生で平均15チームが出場を果たしています。
本戦では審査員として、教員や学生だけでなく 10数社のゲーム制作企業からも特別ゲストをお迎えしています。 学生たちにとっては、憧れのゲーム企業を前に自分の作品や実力をプレゼンテーションできる、 非常に熱いステージです。 この出場をきっかけにゲーム企業への就職を果たす学生も数多くいます。全学年から出場が可能とあって、この貴重なチャンスを逃すまいと学生たちは真剣そのものです。 1年生でも努力を積み重ね、そこから就職につながるケースも。
予選で落ちるわけにはいかない!という熱き思いを持った学生達が100%以上の力を振り絞り、 それぞれのチームで工夫したプレゼンテーションを繰り広げます。 予選で投票するのは学生達。他チームの発表を見て、一喜一憂したり感心したりとさまざまな反応を見せます。
●発表作品を採点する学生達
本年の本戦の出場者は、1年生が4チーム、2年生が8チーム、3年生が3チームと決定しました。
※詳細は、本校ゲームソフト分野ブログ『神ゲーブログ』を御参照
各学年の予選の模様
※1年生の発表の様子
1年生では2Dゲーム制作を学びますので、2Dゲームが中心となります。中には放課後先輩に個別で質問、指導してもらって3Dゲームを制作発表する1年生もいます。
※2年生の発表の様子
2年生では、3Dゲームの制作を開始します。1年生とは違いレベルの差を感じさせるゲームが出揃ってきます。また、これらの作品は就職活動の素材にもなるため、気合いの入った作品が並びます。
※3年生の発表の様子
3年生の多くはゲーム会社に内定を決めた学生達です。 心に余裕もあるので遊び心をいっぱい詰め込んだ作品に仕上げてくる場合が多いです。
また、この合評会では教員からの厳しい指導も入るので、 本戦に出場できなかった学生達も含め、成長の糧になる場でもあります。
ゲームソフト分野リーダー 白石教員からのデジタルワークス予選でのコメント
ゲームのシステムが理解困難であったり、背景色とキャラクタの色バランスが悪かったり、課題が多々見受けられます。テクスチャを差し替えるだけでも見栄えが全く違ったものに仕上がると思えるだけに、習得したプログラム技術だけではなく、全体を俯瞰的に見直してもらいたいと思います。他のチームメンバにプレイしてもらっていればすぐに気付くことが目立ちます。モーションとSE(効果音)のずれや、SE(効果音)の選定ミス、UI(ユーザーインターフェイス)の不備、ゲームコンセプトから逸脱した敵オブジェクト出現など、まだまだ改善の余地がありそうです。実習においては、技術面以外にも、開発期間を考えた企画ボリュームやスケジュール調整、役割分担、人間関係など普段の座学とは異なり、クリアしなければならない学習項目がたくさんあります。この発表会にて終了ではなく、残りの期間、思い残すことなく目的を達成してほしいと願います。
本戦のデジタルワークスのご案内
※この模様もニュース&トピックスでご紹介させて頂きます。
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