No.1ゲーム総合誌「週刊ファミ通」編集長 林 克彦氏が語る、「いま、ゲーム開発に求められる視点」とは?
2014/7/19(土)、ソニックホールでゲーム業界セミナーが開催され、ゲーム総合誌『週刊ファミ通』編集長の林 克彦氏がお越しくださいました。
林氏は、1994年より「週刊ファミ通」編集部に勤務され、ニュースページ担当デスク、副編集長を経て、2013年4月「週刊ファミ通」編集長に就任されました。進化を続けるゲーム業界に対応すべく、アグレッシブな誌面作りを心掛けられています。
アニメや映画、音楽産業と比較したゲーム産業の市場規模、昨今のゲームタイトルやスマホアプリの売上トレンド、8名で開発した「No Man’s Sky(ノーマンズスカイ)」などに代表されるインディーシーンから見るゲーム業界のいま、そしてこれからのゲーム開発に求められる視点について、メディアの立場からさまざまなデータを用いながら詳しくお話くださいました。
「おもしろくなければ流行らない。作り手の愛がなければおもしろくならない。トレンドは存在するが、ヒットゲームに法則はない。」と強調する林氏。客観的かつ正確な分析に、一言も聞き逃すまいと熱心にメモを取る学生が印象的でした。「競争は存在する。自分を磨くために、若いうちに失敗し、前のめりに発言、行動してください。積極的にチャレンジして欲しい。そしていつの日か皆さんを「週刊ファミ通」に掲載できる日が来ることを待っています。」という熱いメッセージでセミナーは締めくくられました。
質疑応答では「週刊ファミ通」の実例を示しながら、丁寧にお答えくださいました。
~セミナー終了後、楽屋にて~
セミナー後も、楽屋を訪れた学生たちと質疑応答が交わされました。
~楽屋にてインタビュー~
仲間として人間関係を保ちつつ、その中でどうやって自己主張していくかが社会では求められます。
株式会社KADOKAWA
エンターブレイン ブランドカンパニー
「週刊ファミ通」編集長
林 克彦氏
驚いたのは冒頭の挨拶で「こんにちは!」と言ったのですが、学生さんたちが大きな声で返してくれたのと、それからセミナー中、学生さん達の表情を見ていたのですが、皆さん熱心にうなずき、メモを取りながら聞いてくれていたのが印象に残りました。質疑応答で多くの学生さんが手を挙げてくれたのも嬉しかったですね。
これから皆さんはチームで一つの作品を制作する経験をすると思います。仲間意識を大切にしつつ、良い作品を作るためにしっかりと発言し、チームをまとめ引っ張っていく気持ちでいてください。それは会社に入っても同じことで、将来きっと役に立つでしょう。
~インタビュー終了後、楽屋にて~
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