声優の保志総一朗氏を招き、岩崎氏・南氏と楽しくトーク。
「青春ラジメニア」特別授業開催!
2015/3/29(日)、ソニックホールで開催された声優業界セミナーでは、フリーアナウンサーで本校教師の“岩ちゃん”こと岩崎和夫氏とMCタレントの南かおり氏がパーソナリティを務めるラジオ関西の「青春ラジメニア」特別授業が行なわれました。
ゲストにお迎えしたのは、アニメ「機動戦士ガンダムSEED」シリーズのキラ・ヤマト役、「ひぐらしのなく頃に」シリーズの前原圭一役などで知られる声優の保志総一朗氏。福島県の会津若松で生まれ育った保志氏は、小学校、中学校時代、スポーツやマンガなど好きなものがたくさんあって、まだ将来像は漠然としたものだったといいます。高校2年のとき、ジブリ映画「魔女の宅急便」を見たとき、登場人物である「トンボ」役を演じていた山口勝平さんに興味を持ち、山口さんが声優の学校に通っていたことを知ります。そこで初めて「声優って、ちゃんと“なり方”があったんだ!声優になるための学校というものがあるんだ!」と、職業として声優を認識したのでした。
そして、こんなすてきなアニメをつくっている人たちの世界に入ってみたい、声優になったらそれがかなうかも、と強く感じたそうです。上京して専門学校に通い、見事アーツビジョンに合格。しかし事務所の所属となっても、はじめは仕事が少なく、アニメの仕事も3年目にやっと巡ってきました。「10年くらいで何かに引っかかればいいと思っていたので、心が折れることはなかった」という保志氏。「養成所の先生や声優の大先輩とのお付き合いをとても大切にしました。芝居って、教えられるものではないから、いろんな人を参考にして自分で得なければなりません。そのつながりが、結果的には仕事の獲得にもつながるのだと思います」と、声優の先輩として丁寧にアドバイスしてくださいました。
※最後に来場者も含めての記念撮影!
「なりたい職業」と思ってもらえてうれしい。
安心して目指してください、と自信を持って言います。
声優
保志 総一朗氏(アーツビジョン所属)
私は最初、「声なんてつくればいいんだ」と思っていました。自分はいい声をしている、という勘違い野郎だったので(笑)でも、つくりものでは声優としての長い人生をやっていくことはできない、と自分で気づきました。やはり何か武器を持ったほうがいいと思います。いろんなバリエーションの声ができる、など。例えば最近は“かわいい系”の声を得意とする人が増えているので、そこに食い込んで行くのは相当ハードルが高いわけです。私は、担当ディレクターがあまり固定していなかったので、いろんな場所でいろんなキャラをやることになり、キャライメージが固定されることもあまりありませんでした。その結果かえってさまざまな役を演じる機会に恵まれて、幅広い仕事ができたと思います。それが自分の強みと言えるかも知れませんね。私は、こんなにもたくさんの学生が自分と同じ職業を目指してくれることを本当にうれしいと思っています。自分にとって、死ぬまで続けたいと思える素晴らしい仕事なので、安心して目指してください!
※写真左から、岩崎先生(本校声優タレント学科講師)、保志氏、南氏
関連リンク
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