「仕事が楽しくて仕方がない!」マイクロソフト社の
テクノロジー伝道師が語る、IT業界の魅力が伝わるセミナー。
2015年4月25日(土)、日本マイクロソフト株式会社のテクニカルエバンジェリスト・戸倉 彩氏が来校氏し、当校の大ホール、ソニックホールでIT業界セミナーを実施しました。
子どものころからゲームが好きでコンピュータに触れるようになり、ものごころついてからずっとマイクロソフト社で働くことが夢だったという戸倉氏。日本マイクロソフトの公式キャラクター「クラウディア窓辺」に出会ったときは衝撃を受けたと言います。「クラウディアさんは、私が子どものころから憧れていたハーフで金髪のエンジニア。しかも、偶然にも私と誕生日が同じだったんです」(戸倉氏)。その後、念願叶って日本マイクロソフトに入社し、現在は「クラウディア窓辺」のキャラクターを運用して、クラウドサービスを中心にマイクロソフトテクノロジーの普及活動に努めておられます。「少しでもクラウディアさんに近づけるように」と髪を金髪に染め、「ITの力で世の中を変えてみたい」と目を輝かせて語る戸倉氏からは、心から仕事を楽しんでいる様子が伝わってきました。
そんな戸倉氏から学生に送られたメッセージは、「学びのプロになろう」という言葉。「人生は積み上げ式。とくにIT業界は、常に新しいことを学び続けなくてはなりません。私も夢に向かって学生のときからいろんな勉強を積み重ね、その中で得意分野を見つけて、自分が勝てる土俵を見つけていったことが、目標に到達できた理由だと思っています。そのためには、学生のうちから自分の技術が可視化できる資格の取得や、ITコンテストに参加するなど、できるだけ多くのチャレンジをしてほしい」と語ります。
セミナーで披露されたマイクロソフト社の概要、IT業界で働く人たちの思いをまとめた動画も、見ているだけでワクワクする内容で、将来、IT業界をめざしている学生たちも希望と期待がさらに膨らんだ様子でした。
多くの学生がセミナー後も楽屋に来て戸倉氏へ質問
IT業界で生きるのに必要なのは体力と仲間。
入りたい会社は事前にしっかり下調べを。
日本マイクロソフト株式会社
デベロッパーエバンジェリズム統括本部
オーディエンステクニカルエバンジェリズム部
戸倉 彩氏
世界に何万人もの社員がいるマイクロソフト社では、「ワン・マイクロソフト」というスローガンのもと、社員一丸の社風が根付いています。入社して驚いたのは、会社のメールシステムを使って、いつでも、世界中の社員の誰とでもコミュニケーションがとれることです。支え合ったり、協力し合える仲間がいることは本当に心強いもの。IT業界で生きていくには、技術だけでなく、体力と仲間が絶対に必要だと思います。また、「マイクロソフトに入りたい」という夢を叶えるために、私はユーザーとして製品に実際に触れるだけでなく、プレスリリースなどをチェックして会社の動向も知るようにしていました。周りを見ていると、入社してから「こんなはずじゃなかった」という人がとても多くいます。そうならないためには、ネームバリューだけでなく、そこに入ったときに自分がどう絡んでいけるのかを考え、そのための情報収集をしっかりしておくことをお勧めします。
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