この春行われた情報処理技術者試験「情報セキュリティスペシャリスト試験」に本校学生が3名合格しました。この資格は専門学校生の合格は近畿2府4県で8名、全国でも61名という超難関資格です。(出展:IPA情報処理推進機構 発統計情報より)
今回の試験で見事合格したひとり、ITエキスパート学科3年の中村綾花さんに喜びの声をもらいました。
入学までのパソコン経験はエクセル、ワード位でプログラミング経験はなかった中村さんですが、1年の秋に基本情報技術者試験合格し、2年の春に応用情報技術者試験合格、そして今回3年の春に情報セキュリティスペシャリスト試験に見事合格しました。
また、8月に行われる「セキュリティ・キャンプ全国大会2015」のメンバーに選出されるなど資格だけでなくいろいろな活動についても語ってくれました。
見事難関国家資格「情報セキュリティスペシャリスト試験」合格!
8月には日本全国から選出されたメンバーによる「セキュリティ・キャンプ全国大会2015」に参加
中村綾花
兵庫県 神戸YMCA高等学院出身
ITエキスパート学科 3年生
「高校までは、決して勉強が得意という訳ではなかったのですが、専門学校でITを学ぶというのは自分にあっていたのかなと思います。
専門学校では、しっかりとカリキュラムが決まっていて、自分が学びたいことに向けて集中して学べる環境が良い結果につながっていると思います。
基本情報、応用情報の勉強は授業を中心に行い、家では過去問を中心に勉強していました。
情報セキュリティスペシャリストの勉強は過去問をかなり昔までさかのぼり、春休みも一日5~6時間勉強をしていました。
試験結果は自己採点では難しいかなと思っていたのですが、思いの外高得点で合格することがができました。
情報セキュリティを受験して、いろいろ調べているうちに「セキュリティ・キャンプ」を見つけ、最初は何の気なしに面白そうだなと思い応募してみよう考えたのですが、この応募課題が難しく、選択で5問解いて提出するのですが、応募締切までの1ヶ月間まるまる使ってやっと提出することができました。あまりの難しさに、駄目かなと思っていたところ、セキュリティ・キャンプの参加者に選ばれたと連絡が届き、このことを、SNSでつぶやくと、すぐに全国の他の参加者たちと交流が始まり、今度は全国の参加者のレベルの高さに驚かされています。
入学からずっと資格取得に向けて頑張ってきましたが、情報セキュリティを受験したころから、何か自分の周りの環境が急に変ってきたように感じています、セキュリティ・キャンプに選ばれ、全国の参加者との交流などもそうで今までの学校生活とは違った新しいものがどんどんと始まりました。
将来の夢は、まだはっきりとしていませんがセキュリティに関する技術を活かし、活躍できたらいいなと思っています。」
情報セキュリティスペシャリスト試験とは
情報システムや組織に対する脅威や脆弱性を評価し、技術面・管理面での有効な対策を遂行できるセキュリティエンジニアや情報システム管理者を目指すための資格。情報セキュリティの重要性はますます高まっており、いま最もニーズの高いエンジニア。
専門学校生の2015年春の合格者は全国で61名、近畿2府4県で8名、本校では今回3名の学生が合格しました。(出展:IPA情報処理推進機構 発統計情報より)
セキュリティ・キャンプ全国大会2015とは
セキュリティ・キャンプは、サイバーセキュリティの脅威が高まる現代において、ITに対する意識の高い若者に対し、サイバーセキュリティおよびプログラミングに関する高度な教育を実施することで、技術面のみならずモラル面、セキュリティ意識、職業意識、自立的な学習意識等の向上を図り、日本における将来の高度IT人材となり得る優れた人材の発掘と育成を目的として開催。
関連リンク
・IPA情報処理推進機構
・セキュリティ・キャンプ全国大会2015
・ITエキスパート学科・ITスペシャリスト学科・情報処理学科
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