ＥＴロボコン2015関西地区大会総合4位
2015/10/4にＥＴロボコン2015関西大会が開催されました。
ETロボコンとは組込みシステム分野における技術教育、人材育成をテーマとしたもので、走行するロボットは同一のものを使用し、競技者が企画設計をしたソフトウェアが競技のカギをにぎる大会で専門学校だけでなく、大学、大学院、ＩＴ企業のチームなども参加する大会です。
本校ＩＴ分野の学生たちも毎年参加しており、今回関西地区大会に２チームがエントリーしました。
この大会で好成績を残すと、全国から代表チームが集まるチャンピオンシップ大会に参加することができるので、学生たちも春から制作、練習を重ねて来ました。
走行競技では２回走行し、そのタイムの合計、あとは提出した設計モデル審査で評価されます。本校の2チームの結果は「デンシマン」チームは走行競技2位、モデル評価Bで走行競技で健闘したのですが総合4位、「電子くん」は得意の走行競技でミスが出てしまい、走行競技11位、モデル評価B、総合9位となり両チームとも全国チャンピオンシップ出場は逃してしましました。
ただ、両チームとも社会人チームなどを相手に、会場がどよめくような走行や、審査員の方から良いモデルの評価を聞くことができるなどたくさんの収穫がある大会となりました。
参加したメンバーからも、2年生メンバーは「今までモデルの設計からの開発をしたことがなかったため、今回初めてとなったが、書いたモデルに対して多くのアドバイスを頂けました。」（田中 優丞さん）や「実際の制作だけでなく、勉強会や講習会等を通じて、ＩＴに関わる人たちの“空気”というものを肌で感じられたのはとても貴重な経験でした。」（佐橋晃人さん）や、1年生メンバーはからも「自分がまだ勉強不足だと感じた」「まだまだ未熟ですが勉強会などに参加でき良かった。」など今後の糧となるものを得た感触を感じているようです。
今年のETロボコンへのチャレンジは終わりとなりますが、この結果を来年の大会へのモチベーションに代え、また後輩たちが頑張ってくれることを期待しています。
デンシマンチーム 総合4位（走行競技2位、モデル評価Ｂ）
上段左より、森田翔稀さん（1年 北海道 クラーク記念国際高等学校出身）、四元宗一郎さん（1年 大阪府 成城高等学校出身）、山本健吾さん（1年 愛媛県 吉田高等学校出身）
中段左より、下川琴音さん（1年 兵庫県 神戸商業高等学校出身）、岩坪弘将さん（1年 兵庫県 須磨翔風高等学校出身）
前列左より、田中優丞さん（2年 兵庫県 神戸商業高等学校出身）、荻野元気さん（2年 兵庫県 柏原高等学校出身）
電子くんチーム 総合9位（走行競技11位、モデル評価Ｂ）
左より、佐橋晃人さん（2年 龍谷大学出身）、伊藤駿さん（2年 大阪府 能勢高等学校出身）、原基展さん（2年 兵庫県 姫路高等学校出身）
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