【セミナーレポート】『アイドルマスター』『テイルズ オブ』シリーズなど人気タイトルを手がけるバンダイナムコスタジオによるゲーム業界セミナー開催!

学校からのお知らせ

2016.09.12

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2016/4/23(土)、ソニックホールにてゲーム業界セミナーを開催。株式会社バンダイナムコスタジオから、技術部/部長の大塚氏と採用担当の平野氏が来校くださいました。同社は、日本でも有数のエンターテイメントグループ、バンダイナムコグループの1社。開発会社(ディベロッパー)として、家庭用ゲームソフト、アーケードゲーム、ソーシャルゲームの開発と制作を行っています。

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※会社概要の紹介は平野氏(写真右)が担当。プログラマ向けのお話は大塚氏(写真左)が担当してくださいました。

現場の第一線を担う人ならではの視点で、
求められる人材像・人物像を丁寧に解説。

セミナーの冒頭は、経営企画課/採用担当の平野氏から会社概要を紹介。バンダイナムコグループの豊富なキャラクター資産や同社のグループ内での位置づけが説明されました。

次に、技術部/部長の大塚氏を中心に、「あなたはゲームを作る 創る」と題してエンジニア、デザイナー、サウンドクリエイター、ゲームデザイナー(企画)の4つの職種についてそれぞれ求められている仕事内容を細かく説明してくださいました。また、作品指導のポイントとして「技術アピール文を書く」「動画をつける」「ソースにコメントは付け過ぎない」など具体的な例をお話しくださり、印象がいいのは「ちょっとした動きの演出がプログラムで処理できている」などアピールのコツまで伝授していただきました。業界を目指す学生にとっては大変わかりやすく貴重なお話でした。

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※セミナーの終盤では、質疑応答タイムも。学生からのさまざまな質問に答えていただきました。

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良い案内人(学校)と共に自分の足で登ればたどり着ける。

株式会社バンダイナムコスタジオ
技術部/部長
大塚 裕氏(写真左側)

私は今でも時間を決めてゲームをやるようにしています。仕事柄、周りを見ないといけないということもあるんですが「ゲームが好き」という興味や情熱を学生の皆さんには持っていて欲しいですね。それとプログラマーは基本ができていることが必須です。プログラムには学ばないといけない時期がちゃんとあってそこが(基本)が抜けると応用が利かなくなります。今は技術が高度化して求めるスキルも高くなっています。道を間違わずに進むために学校でしっかり勉強してください。

私たちが必要としているのは、進化できるクリエイターです。

株式会社バンダイナムコスタジオ
経営企画課/採用担当
平野 響子氏(写真右側)

新卒採用の応募書類を見ていると学校の課題以外にゲームを作っている学生が少ないんです。義務(授業)以外のところでもゲームを作る情熱があるといいですね。弊社では、自分から何事も攻めに行ける姿勢を持った人。自分で新しい技術をインプットして、そこで終わらずアウトプットできる人。そんな進化できるクリエイターを求めてます。ちゃんと育てられると思う人数を考えて採用しています。そして研修も業界では一番といわれるくらい手厚いものです。弊社はそれだけ真剣に取り組んでいますので皆さんも努力を忘れず頑張ってください。

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