アーケードゲーム時代からの
老舗ゲームメーカーのサクセスが来校。
第一線のプロが教えるゲーム開発の現場と
プログラマーの仕事とは?
2016/3/19(土)、ソニックホールで開催されたゲームソフト分野と3DCGアニメーション学科の業界セミナーに株式会社サクセスからプログラマーの本田 大樹氏、人事・総務担当の梅津 美祐氏が来校されました。
自社開発に加え、大手ゲームメーカーの受託開発も手掛ける同社は、1978年の創業以来1,300以上のタイトルを市場に送り出してきた老舗ゲームメーカーです。
冒頭で動画による会社説明が行われ、業務内容やエンターテインメント補助、書籍補助といった充実の福利厚生などが紹介されました。ベンチャー気質な社風と魅力的な労働環境の一端がうかがえました。
近年モバイルゲームでもニーズが高まっている3DCGの制作内容(モデリング、カメラづけ、ライティング、レンダリングなど)について解説されました。ゲーム開発ではローポリゴンとテクスチャマッピングの技術習得が大切とのアドバイスもいただきました。
プログラマー向けの話題では、コーディングのヒントや
プログラマーが陥りやすいミスなども紹介
プログラマーの仕事では、本田氏が所属する第二制作部の各スタッフの役割、業務が説明されました。また、同社が取り組む学習レクリエーション(プログラムの知識を遊びながら学ぶ)の実演。コーディングで陥りやすいミスを実際のソースコードを使った問題形式で解説いただきました。プロのコーディングの考え方やコツがわかるとても興味深い内容でした。
セミナーの終わりには同社ゲームキャラクター「なめこ」のぬいぐるみ争奪じゃんけん大会が即興で行われるなど真剣さの中にも笑顔がこぼれる充実した1日となりました。
スキルや知識は必要ですが、
人間力が大切です。
株式会社サクセス
第二制作部 プログラマー課
本田 大樹氏(上の写真右)
学生の皆さんが終始、真剣に聞いてくれてよかったです。この仕事をするきっかけは、子どもの頃にファミコンをやって「ゲームを作りたい」と思ったからで、当時ゲームを作る職業はプログラマーだったのでそれを目指しました。今のゲーム業界は職種もさまざまで選択肢が多くありますが、その分高度なレベルを求められるので大変ですね。プログラマー志望の方は数学を勉強することで、プログラム設計のよさにつながりますので頑張ってみてください。
ただ、スキルや知識は必要ですが、人間力はとても大切です。今は本を読む習慣をつけたり多面的に物事を見られるようにたくさんの経験をしてほしいですね。今しかできないことをしっかりやってください。ゲーム業界を盛り上げるために一緒に頑張りましょう。
コミュニケーションが良好で
風通しのよい会社です。
株式会社サクセス
管理部 人事総務部
梅津 美祐氏(上の写真左)
ゲーム業界は開発期間が大変ではありますが、当社にはクリエイターにとって働きやすい環境が整っていると思います。いい仕事をさせたいという社長の思いから福利厚生も充実していますし、社内のコミュニケーションも良好でとても風通しがいい会社です。
学生のみなさんには、海外旅行でも何でもとにかく色々やってみて欲しいですね。その経験が社会人として仕事をするときのための基礎になると思います。
関連リンク
- 株式会社サクセス
- 神戸電子専門学校 ゲームソフト分野(ゲームのプログラムを学ぶ学科)紹介ページ
- 神戸電子専門学校 3DCGアニメーション学科(3DCGキャラクター・アニメーションを学ぶ学科)紹介ページ
- 他にも続々セミナーを開催!オープンキャンパス・体験入学特設サイト
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