『ファイアーエムブレム』シリーズ、『ペーパーマリオ』シリーズのインテリジェントシステムズ人事採用担当が語る、
若きクリエイターへのアドバイス。
2016/8/20(土)、『ファイアーエムブレム』シリーズをはじめ、任天堂ブランドの人気ゲーム作品を数多く手掛けるゲーム開発会社 株式会社インテリジェントシステムズで、人事採用を担当する鈴木 浩信氏が来校。『ペーパーマリオ』シリーズ等の作品開発に携わり、現在は採用担当者として、若きゲームクリエイターの発掘に注力されておられる鈴木氏が自身の経験を踏まえて学生たちへのアドバイスを語ってくれました。
セミナーは鈴木氏の回想録のような形式で進められました。アーケードゲームに興じていた高校生時代にどんなことを考え、将来の仕事をどう思い描いていたか。大学生から社会人になるまでどんなことに興味を持ち、何をしてきたか。そして、人生の転機となったゲーム業界への転職と開発者時代のエピソードや現職に至る経緯まで等身大の言葉で話される内容は学生たちの今後に大いに参考となったのではないでしょうか。最後に学生たちへ送られたアドバイス。「本気で生きろ」「自分を理解しろ」「自分の未来を想像しろ」「
本校在校生向けに企業説明会も開催!
第2部では、本校の在校生向けに会社説明会を開催。総務部の角尾 高寛氏より会社概要に沿って、2013年に完成した新社屋や職場環境、そして求める人材像などについてお話しいただきました。
自分が幸せでなければ、人を幸せにはできない。
株式会社インテリジェントシステムズ
総務部 課長 人事採用担当
鈴木 浩信氏(写真右)
面接では、ポートフォリオであれば基礎力やデッサン力を見ています。プログラムも同様で基礎力を重視しています。どこかから引用してアレンジしましたではなく、自分自身で試行錯誤したものであることが重要ですね。最近の学生の皆さんは、横並びが美徳といった風潮があるのか個々のアピールが少ないです。本当は人と違ったものを見せてほしいんですけど・・・。
私が日頃から思っていることですが「自分が幸せでない人間は、他の人を幸せにできない」。自分が幸せな道を選んで、そこでたくさんの人にとって幸せなことをする。当たり前のことですけど、自分の幸せを追及することが、社会全体が幸せになっていく方法なんだろうなって思います。学生の皆さんは自分をしっかりアピールして幸せになる道を探してください。
自己分析してもっと自分をアピールしよう。
株式会社インテリジェントシステムズ
総務部
角尾 高寛氏(写真左)
面接の際は、会社の価値観にあっているかどうかを必ず見るようにしています。技術が高い人や絵がうまい人は結構いますが、それを活かす場所が弊社にあるかどうかの見極めはしっかりやるようにしています。
課題提出以外にアピールするものを持ってきてくれる人は興味を引きますね。熱意が伝わるというか評価できます。学生の皆さんは、しっかり自己分析してもっと自分をアピールできるものを作品でもなんでもいいので見せられるように頑張ってください。