発想・企画の斬新さ、デザインのクオリティに加え、
プレゼンテーション能力の向上にも高評価
2017/2/10(金)、グラフィックス分野の成果発表会(デジタルワークス)が開催されました。校内で多数応募があった作品の中からノミネートされた、「3DCGアニメーション学科 6作品」、「デジタルアニメ学科 3作品」、「グラフィックデザイン学科 6作品」の計15作品が発表されました。1年生は卒業までの課題を見つけることを目的に制作した8作品、2年生は卒業後の社会での活躍につなげたいという思いで制作した7作品の発表が行われました。
企業の方をはじめ、保護者の方々や在校生、学校関係者などで立ち見が出るほどの観客の前で、緊張感いっぱいの表情ながらも、観客をひきつけるプレゼンテーションができている学生が多く、自分の作品を見てもらおうと日ごろ練習を重ねてリハーサルを積んだ成果が表れていました。アプリの提案に演劇を取り入れたり、発表する物の使い方を実演したりするユニークなプレゼンテーションのほか、作り込みが細かくクオリティの高い作品が多数あり、本校で学んだことを学科を越えて発表しあう大切な場となりました。
全作品が発表後、各学科の最優秀作品が選出されました。3DCGアニメーション学科は「RABBOT CRAWL」を制作した藤井佑樹さん、デジタルアニメ学科は「Just move on」を制作したチーム「じゃむお」、グラフィックデザイン学科は「画期的なかるた」を制作した木村京佳さんには、最優秀作品賞の表彰状と副賞が、福岡校長より贈られました。
■最優秀賞コメント
グラフィックデザイン学科 木村 京佳さん 兵庫県 龍野高等学校出身
作品名:画期的なかるた
自分で考えたプレゼンテーションが評価され、自信になりました。
最優秀賞を取れて本当にうれしいです。コンビニエンスストアで苦労したアルバイト経験を作品にいかそうと思い、プレゼンテーションで体を張った甲斐がありました。その実演をまじえたプレゼンテーションを評価いただけたことは大きな自信になりました。どう発表するかは全部自分で考えたので、先生は驚かれているはずです。かるたをギザギザに仕上げるというデザイン面でのアドバイスを、先生にいただいたおかげで、「怒り」という私の思いを表現できる作品に仕上がりました。この学校でグラフィックデザインを始めて基礎を学び、いろいろご指導いただきながら努力したことを、今後の仕事にしっかり活かしていきたいと思っています。
3DCGアニメーション学科 藤井 佑樹さん 香川県 香川高等学校出身
作品名:「RABBOT CRAWL」
先生に、しつこいほど相談しに行った成果が出て、うれしいです。
賞をとれてよかったです。3DCGでは機械ものを作ろうと思うと、細かい傷や汚れなどを入れて質感をしっかり描かないと、何の変哲もない、まっさらなものに映ってしまうんで、そこの部分は苦労しました。先生に何回も聞きに行ってアドバイスをいただいて作品に反映し、突き詰めたことが、今回の結果につながったのかなと思っています。使い勝手の良い新しいソフトを見つけて、その使い方を先生に教えてもらいながら作れたことも大きかったと思います。ハリウッド映画に携わりたいという大きな夢をかなえるために、この学校で学んだことや、この賞で得た自信をいつも思い出して努力を続けていきたいです。
デジタルアニメ学科
チーム名:じゃむお
田中友理さん(2年生) 兵庫県出身
乙井菜央さん(2年生) 兵庫県 常盤女子高等学校出身
アグネス・エレンさん(2年生) 留学生
作品名:「Just move on」
発表者:田中友理さん
長所を活かす役割分担がうまくいったのは、チームワークが良かったから。
3人で時間をかけて作り上げた作品が、最優秀賞として評価されたことはとてもうれしいです。お互いに得意分野を担当しながら支え合って作りました。楽しみながら作業ができたので、本当に有意義な時間でした。全体としていつも意識していたのは「見た人が楽しく思えるように」ということです。キャラクターに実際にいるお笑い芸人を取り入れ、おもしろい登場人物を出したのもそこを意識したからです。私がリーダーというよりも、役割分担をしっかりできていたうえに、チームワークもよかったので結果が出たのだと思います。私には、大好きなお笑い芸人のアニメを自分でプロデュースして作りたいという夢があるので、技術をしっかり磨いていきたいと思っています。
関連リンク
・3DCGアニメーション学科ページ
・グラフィックデザイン学科ページ
・デジタルアニメ学科ページ
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