2017/1/25(水)、インダストリアルデザイン学科の学生による女性向けドライバーデザインの発表会が開催されました。昨年に続き、この課題をいただいた一般社団法人レディースライフラインサポート協会から松浦様、國府様にゲスト審査員としてお越しいただき、1・2年生全員の作品展示と、有志によるプレゼンテーションがおこなわれました。
一般社団法人レディースライフラインサポート協会は、女性エンジニアの育成やお仕事の提供を通じ、社会の細かなニーズに応える女性技術者集団をめざし活動されています。今年度は11月に一度アイデアのチェックにお越しいただき、全てのアイデアにコメントをいただきました。最終プレゼンでは、いただいたアドバイスを作品にしっかり活かせたでしょうか?
▲11月に実施したアイデアチェックの様子
苦労して練りあげたアイデアが込められた
個性あふれる作品をプレゼンテーション!
緊張の中始まったプレゼンテーション。「女性向け」ということもあり、今までにない女性向けのデザイン、機能性や収納性、そして何より女性に扱いやすいかどうかといった点などを考慮する必要があり、すいぶん頭を悩ませた学生が多かったようです。
「女性目線」を意識した提案は、男子学生には慣れないことかもしれませんが、普段あまりドライバーという工具を手にすることのない女子学生たちも意外と苦戦。力のかかり方や使用シーンの想定など、難しい部分が多かったかもしれません。ゲストのお二人からは、ユーザーの立場から熱心にアドバイスを送っていただき、学生たちは使い手の身になり、時間をかけて検証することの大切さをあらためて認識したのではないでしょうか。
▲プレゼンメンバーではなかった学生も熱心にアピール。見事受賞の快挙を遂げました。
独自の視点でアイデアをカタチにした4作品が受賞!
今後の可能性に熱いメッセージをいただきました。
審査の結果、デザイン性・機能性のバランスの取れた4作品が優秀賞と特別賞に輝きました。どの作品もまだまだ改良の余地はありますが、ゲストのお二人は、学生たちのアイデアや、想いをカタチにする創造性豊かな感性に可能性を感じていただけたとの事。商品化へと結びつけられるよう、今後も一緒に取り組んでいきたいというとてもうれしいお言葉をいただきました。女性エンジニア活躍の為の取り組みを少しでもお手伝いできるよう、学生たちはこれまで以上に技術を磨く必要性を感じていることでしょう。
また、当日の様子は、一般社団法人レディースライフラインサポート協会のFacebookページでも紹介していただきました。
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