【TGS2018】日本ゲーム大賞2018アマチュア部門で佳作を受賞!

学校からのお知らせ

2018.09.25

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2018/9/20(木)~23(日)の4日間、千葉県の幕張メッセで「東京ゲームショウ2018」が開催されました。「東京ゲームショウ」は世界3大ゲーム祭典のひとつとされ、4日間で過去最多の29万8690人が来場しています。

そんな盛大なイベントのひとつに「日本ゲーム大賞」があります。

「日本ゲーム大賞」とは(公式サイトより一部抜粋)

日本ゲーム大賞は、「作品」と「人物」を評価対象に、”より開かれた意義ある表彰制度”として開催しております。「作品」への評価については、既リリース作品を対象とする「年間作品部門」、未発売作品を対象とする「フューチャー部門」、更には法人、団体、個人にかかわらず、アマチュアの方が制作されたオリジナルで市販されていない作品を対象とする「アマチュア部門」、18歳以下の方が制作された作品を対象とする「U18部門」の4つのカテゴリーで選考、表彰を行っております。

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過去最多の応募数454作品の中から、見事「佳作」を受賞!

この「アマチュア部門」には454作品の応募があり、最終選考12作品に本校学生が手がけたゲームが選ばれました。2018/9/22(土)の「日本ゲーム大賞アマチュア部門」表彰式にて結果が発表され、見事「佳作」を受賞しました。
※日本ゲーム大賞公式サイト内に、

ゲームタイトル「Destraction」
制作チーム名「ゲームを作る人」
メンバー/
田畑 光智徳(タバタ ミチノリ)さん/兵庫県 神戸市立 科学技術高等学校出身
金本 恭平(カネモト キョウヘイ)さん/兵庫県 神港学園神港高等学校出身
小田 貴裕(オダ タカヒロ)さん/兵庫県 松陽高等学校出身

主人公の使い捨て無人ロボットが、悪の戦闘ロボット開発工場に潜入、爆破スイッチを仕掛け、破壊していくアクションパズルゲーム。
主人公の無人ロボットは自分の行動を記録、その記録を敵の戦闘ロボットに移し、意のままに操ることができます。この特殊能力を使って、様々なギミックをクリアし、工場内に爆破スイッチを設置していきます。
自分の行動記録を相手に移し、敵の上に乗って高い場所に移動したり、敵を爆発させ壁を壊して先に進んだり。時には、複数の行動パターンを予め記録する必要がある場合も。。。
様々なギミックをクリアするために必要な動きを分析し、まずは自らが行動し記録。その記録を相手に移して、実行させる。というユニークな発想を元に作られた戦略性の高い作品です。

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ステージでは、ポケラボ 下村 大輔氏より講評もいただき、トロフィーが授与されました。

日本ゲーム大賞公式サイト内でコメントも紹介されています

「うつす」という今回のテーマをどのような手法でゲームに取り入れるか、それには応募者の皆さん苦心したことと思います。
この『Destruction』は、その「うつす」というテーマを「自分の行動を敵にうつす」という、素直には思いつきませんし、思いついてもゲームにする難易度を考えるとすぐに別案を考えてしまいそうな手法をあえて(かは、わかりませんが)選択したユニークな作品でした。
正直、おそらくは開発者の方々も自覚しているであろう改良の余地が残る作品ではあります。操作性であったりUIであったりバグであったり(笑い)。ですが、他作品と全く異なるテーマの扱い方は、審査する面々に新鮮なユーザー体験としてうつりました。
結果、テーマの表現に関する評点が特筆して高く「うつすをテーマにしたアマチュア部門で、この作品はほっとけないよね」という具合に、この度の受賞となっています。
アマチュア部門のテーマと開発者の方々の発想と挑戦から生まれた“記憶に残る”作品だと思います。受賞おめでとうございます。

ポケラボ 下村 大輔

日本全国で過去最多の応募454作品の中から、3回の審査を経ての受賞。本当におめでとうございます。

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