3DCGアニメーターが教える。魅力的な作品づくり。
2019年4月20日(土)、3DCG業界セミナーが開催されました。お越しいただいたのは、アニメ作品を中心に映像作品におけるCG・VFX制作業務全般を請け負う株式会社グラフィニカの3DCGアニメーターの市川 孝次氏とスタジオマネージャーの浦山 大氏。3DCGアニメーターの仕事について、昨年公開された『SSSS.GRIDMAN』を題材にワークフローやアニメーションの作り方、作品に対するこだわりをお話しいただきました。
『SSSS.GRIDMAN』で担当されたのは戦闘パートの3DCG。3Dを最大限に活かした特撮の再現や緩急の効いたアニメ的表現にこだわって制作されたのだそうです。実際にどのような作業がなされたのかを「リグセットアップ」「アニメーション」「エフェクト」「コンポジット」のワークフローに沿って説明されました。手の大きさ、肩のめり込み具合などを一コマずつ確認しコマ単位の微調整しているところや、絵コンテからレイアウト、ラフアニメーション、エフェクト、撮影処理済みまでの流れなど映像を使った解説でとても分かりやすい内容でした。
セミナー後半は、会社概要の説明と質疑応答。学生時代にやっておくことについて「スケジュールを意識する癖を学生時代からつけておくこと」「いろんなツールにふれて欲しい」とアドバイスをいただきました。セミナー終了後は、個別で作品指導を希望する学生たちに1人1人丁寧に指導していただきました。
【関連ページ】
・株式会社グラフィニカ
・3DCGアニメーション学科紹介ページ
・3DCGアニメーション学科公式YouTube
・参加無料!オープンキャンパス特設サイト
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